ANA 国際線エコノミークラスの無料受託手荷物を2個 ⇒ 1個へ減少 6月発券分より

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ANAが国際線のエコノミークラスで無料になる受託手荷物の数を2個 ⇒ 1個へ減少させることを発表している。

ANAの発表は以下より。

ANA国際線手荷物規則の改定について|プレスリリース|企業情報|ANA

■新ルール適用日時
2013年6月1日(土)以降の航空券発券分

■無料手荷物の範囲
(1)エコノミークラス
⇒ 無料になる受託手荷物の個数を2個 ⇒ 1個に縮小。

(2)全クラス共通
⇒ 無料受託手荷物許容量のサイズ(3辺の和)を203cmから158cmへと縮小。

なお、機内持込の荷物に関しては変更は無く、今回は受託手荷物(預ける手荷物)に関する規定のみの改定となる。

6.機内持ち込み手荷物・身の回り品
これまでと同様、機内持ち込み手荷物及び身の回り品の各々のサイズは55cm×40cm×25cm、また、3辺の和115cmに変更はありません。

個人的には、預け入れ手荷物が有料になるLCC利用時に合わせるのと、着陸後に荷物が出てくるまでの時間節約&盗難や紛失、荷物の破損リスクを考えて、荷物は機内持込荷物のみで済ませること多くなったので、ほとんど影響は無いと思われる。
※ANAの国際線自体も、それほど乗る機会は無いだろうし…。

ただ、LCCのPeachも最近になって『機内持込荷物については1個』と、機内持込荷物に関する規定を明確化しているので、航空会社各社の機内持込/受託手荷物ともに、荷物についての制限が厳しくなっていくものと思う。

Peachの機内持込荷物に関するルール明確化については以下エントリにて。
Peach 機内持込手荷物の規制を強化 4/22搭乗分より | shimajiro@mobiler

ここで思い出したのが、体重によって料金が決まる航空会社が運行していること。

世界初。体重によって料金が決まる航空会社現る : ギズモード・ジャパン

上記の航空会社は航空機が小型のため、乗客&荷物の占める割合が大きいための措置としているけれど、今後、他社でも同様に荷物 + 乗客の体重によって、ある程度料金に差をつける。という料金体系が普及することもありえるかも。

なお、ANAでは今回の受託荷物に関する制限の強化について以下のように説明している。

「航空会社間の競争」から「アライアンス間の競争」へと競争環境が変化していく中、今回のルール変更を行い、パートナーとのルール統一を図ります。これにより、コードシェア便やお乗り継ぎ便、また往路、復路で航空会社が異なる場合にも、ほとんどのケースにおいて同一の手荷物ルールを適用できることとなり、お客様にとってよりわかりやすく、シンプルなサービスを目指してまいります。

『アライアンス内でのルールの統一化』は、利用者にとってメリットがあるけれど、それはあくまで『悪い方に合わせる』ということではなくて『良い方に合わせる』が原則というか、あるべき姿と思わざるを得ないなぁ…。

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