ワイモバイルのモバイルWi-Fiルータ『303HW』のデモ機を触ってみた

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8月1日からワイモバイルで発売予定となっているモバイルWi-Fiルータ『Pocket WiFi 303HW』(以下、303HW)が実機展示されていたので、デモ機を触ってわかったことのご紹介。

■8月1日よりワイモバイルで発売予定の『303HW』
8月1日より発売予定の303HW

ワイモバイルのプレスリリースは以下より。
Pocket WiFi 303HW(Huawei製)の概要|2014年|プレスリリース|ワイモバイル株式会社

303HWの最大の特徴はワンセグ/フルセグチューナーを内蔵していることで、Wi-Fi接続された状態のスマートフォンやタブレット上でワンセグ/フルセグを視聴できる。ただし、303HW単体でのワンセグ/フルセグ視聴には非対応となっており、同時にTV視聴可能なスマートフォンやタブレットの台数は1台まで。インターネット接続と同時にTV視聴を行うことは可能だけれど、TV視聴アプリをバックグラウンドで動作させることは非対応になっているので『TVの音だけ楽しむ』というような使い方はできない。

ワンセグ/フルセグチューナーを搭載するモバイルWi-Fiルータとしては、ソフトバンクモバイルからも7月18日(金)に『Pocket WiFi 304HW』が発売されており、303HWと304HWの両機種は基本的に同一の端末と言って差し支え無い。

ソフトバンクモバイルの304HWは以下より。
Pocket WiFi 304HW | モバイルデータ通信 | 製品情報 | モバイル | ソフトバンク

303HWが対応するモバイルネットワークは以下。

AXGP:2.5GHz帯
LTE:1.7GHz帯(EMOBILE網)
W-CDMA:1.5GHz帯/1.7GHz帯/2.1GHz帯

イー・モバイルから発売されたGL09P/GL10Pがソフトウェア更新によって対応するSoftBankのW-CDMA 2.1GHz帯にも端末発売時点から対応しており、より広いエリアで通信が利用できる。GL09P/GL10Pなどと同様に、接続するネットワークをユーザ側で指定することはできず、端末側で自動的に最適なネットワークが選別される仕様となっている。

303HWは、同じくHuawei製のモバイルWi-FiルータGL10P(301HW)の後継と言え、バッテリはGL10Pと共通のサイズ、容量となっていたので使い回しができそう。

電池パックはGL10P(301HW)と共通

展示機にささっていたSIMカードは『EM』と書かれており、イー・モバイルブランドのものとなっていた。製品版でも同様なのかは不明。

■SIMカードは『EM』ロゴ入りのものが使われていた
SIMカードは 『EM』ロゴ入りのもの

SIMカードを抜いた状態で起動してみても、303HW側ではTV視聴が無効にはなっていなかったので、SIMカードが無い状態でもTV視聴は可能かも。

■SIMカードが無い状態でもTV視聴は有効になっていた
SIMカードを抜いた状態でもTV視聴は『有効』になっていた

なお、303HWにはTVの受信感度を改善するためのアンテナ(伸縮可能)が搭載されているほか、TV受信用に拡張アンテナも接続可能となっていた。

■拡張アンテナの接続端子
TV用外部アンテナの接続端子

TV視聴以外の特長としては『5秒起動』という点が紹介されているものの『5秒起動』は、電池パックを取り外さずに電源をオフにした状態での起動時間で、初回の起動には25秒近くの時間がかかった。とは言え、実際の利用においては、電源オフにする度にバッテリを抜く。ということは基本的に無いと言えるので『5秒で起動』と言って大きく差し支えは無い。

■単純な電源オフからの起動は約5秒

■バッテリを外してから最初の起動は約25秒

303HWのカラーはダークシルバーとレッドで、本体カラーによって裏面の加工が異なるため手触りが異なる。(ダークシルバーの方がマットな感触)

プレスリリースなどにある製品画像からは判別がつきにくいけれど、本体前面のディスプレイの外側は背面と違う素材が使われているためか、GL10Pと比べて本体正面から見た際は高級感があるように見える(特にレッドは)

■303HWのレッドを正面から撮影
303HWのレッドを正面から撮影

■ダークシルバーはこんな感じ
303HW ダークシルバー

前モデルであるGL10Pと比較した場合のデメリットとしては、連続通信時間が10時間から9時間と短くなっている点、重さが120g ⇒ 130gと10g重くなっている点、サイズ(幅)が10mmほど大きくなっている点がある。

個人的には、モバイルネットワークへの対応についてはGL10Pと変わらないし、本体サイズについてもGL10Pの方が小さくなっている上、そもそもTVを見るという習慣が無いので、TVチューナーを搭載したこと自体の303HWの魅力は薄い。というのが率直な感想。

ただ、本体価格が同価格で並んでいれば、TVチューナーが搭載されている方が売れる。というのはわかる話なので、イー・モバイルの販売店(8月1日からはY!mobile販売点)ではGL10Pに置き換わりって303HWが販売されていくのかなと思う。(しばらくは両方売られると思うけれど)