スカイマークは8月11日、8月9日に報道機関が行ったスカイマークのA380の導入見送りについて『決定した事実は無い』と改めて発表した。
8月9日、一部報道機関におきまして、当社のエアバス A380 型機6機導入見送りに関する報道がなされました。
当社は A380 型機の導入についてエアバス社と交渉の途中であり、契約の解除や違約金、導入の見送り等
含め、何ら現時点で決定した事実はございません。
開示すべき事実を決定した場合には、適時適切に公表いたします。
スカイマークがA380のキャンセルについて『決定した事実なし』とする一方で、エアバスからは7月29日の時点でA380の売買契約を終了したとするプレスリリースが発表されており、両社の主張が食い違っている。
Airbus terminates purchase order with Skymark Airlines for A380s | Airbus News & Events
エアバスはWebサイト上で受注、引き渡し、運航状況を公表しており、スカイマークの分と思われるA380の6機分のキャンセルが既に反映されていた。
■エアバスはA380を6機キャンセル扱い
Aircraft orders in 2014 – Airbus
なお、7月29日にスカイマークが発表した『エアバス A380導入に関するお知らせ』とする内容のお知らせが、Webサイトから削除あるいは非公開とされている模様。(理由は不明)
■スカイマーク『エアバス A380導入に関するお知らせ』が非公開に