航空会社各社は、2014年10月以降に発券する航空券の燃油サーチャージを値下げする方針であることを発表済み。
例えばANAの場合、日本 〜 欧州、北米路線では片道4,000円、往復で8,000円分値下がりすることが発表されている。燃油サーチャージの値下がりは1年2ヶ月ぶりとなり、航空券を購入する機会の多い利用者としては嬉しいところ。
関連エントリ:ANA、10月1日以降の燃油サーチャージを値下げ/日本 〜 北米・欧州線では往復で8,000円値下がり | shimajiro@mobiler
■ANA燃油サーチャージ代金のまとめ(改訂前 ⇒ 改定後)
日本 〜 欧州/北米(ハワイ除く)/中東/オセアニア:25,000円 ⇒ 21,000円
日本 〜 ハワイ/インド/インドネシア:16,000円 ⇒ 13,500円
日本 〜 タイ/シンガポール/ミャンマー:13,000円 ⇒ 10,500円
日本 〜 ベトナム/サイパン/グアム/フィリピン:8,000円 ⇒ 6,500円
日本 〜 香港/台湾/マカオ:7,000円 ⇒ 5,500円
日本 〜 中国:7,000円 ⇒ 5,500円
日本 〜 韓国:2,500円 ⇒ 2,000円
※料金は片道。往復した場合は2区間分の燃油サーチャージが必要
国際線に参入しているLCCでは、エアアジアX、Peach、バニラエアなどが『燃油サーチャージなし』で航空券を販売しているため、これらの航空会社については燃油サーチャージの値下げによる値下げなどは無さそう。
一方で、ジェットスターや、春秋航空(Spring Japan)については国際線の燃油サーチャージを航空券価格とは別に設定しているので、同じように10月以降に航空券を購入した場合、燃油サーチャージの値下がりがあるかも。(現時点ではWebサイトなどで情報が確認できなかったので、あくまでも可能性としてあるかも。という程度)
値下げが適用されるのは2014年10月1日 〜 11月末までとなっており、12月以降の燃油サーチャージ代については追って発表される見込み。今のところ、燃油サーチャージ価格の基準となるシンガポールケロシンの価格については大きな変動は無いので、12月以降の燃油サーチャージが更に安くなる。という見込みは低そう。