夏休み期間中に設定される、ANAの深夜早朝便、通称「ギャラクシーフライト」(羽田〜那覇)に搭乗したので搭乗記。
■NH1000便
今回搭乗したのは、那覇空港発→羽田空港着のNH 1000便。NH 1000便は、深夜03:35に那覇空港を出発する。
■運航スケジュール
出発時刻までの過ごし方は色々なパターンが考えられるけれど、今回はゆいレールの終電で那覇空港へ行き、出発時間まで空港で待機することに。
■ゆいレール「美栄橋駅」
■那覇空港方面は23:43が終電
終電で那覇空港へと向かうゆいレールの車両はガラガラで、時間帯的にも街中が混雑するような時間帯では無い。那覇空港駅に到着したのは23:58頃。
■那覇空港駅には23:58頃到着
「国内外の空港でそれなりに空港泊をしたことがあるし、そもそも出発まで3時間ちょっとなので余裕」と思っていたけれど、空港ターミナルのほとんどのエリアが閉鎖された状態であり、なおかつ横になって休めるベンチなどなどの設備も数が圧倒的に足りておらず、さらに冷房が弱めだったせいか、那覇空港到着後から出発までの待機時間は予想外に辛かった。
ベンチに座ることができない(多くの)旅客は、壁にもたれたり、床で横になるなど、快適からはほど遠い環境で出発を待っていた。当然ながら、この時間帯に営業している店舗は一切ない。
■深夜の那覇空港:ほとんどのエリアでシャッターが閉まっている
深夜時間帯の那覇空港の設備を例えるのであれば、マンションなどのエントランスのイメージで「一時的に留まるには使えるけれど、1時間以上滞在するような設備は用意されていない。」という感じ。
LCCターミナルまで移動してベンチで休める方がかなりラクに思えるけれど、残念ながら那覇空港本ターミナル↔LCCターミナルを結ぶバスは24時間運行では無いので、この手は使えない。(那覇空港LCCターミナルへ移動する手段は、連絡バスのみ。)
空港に近い那覇市内の飲食店で深夜まで過ごす(その後、タクシーで空港へ移動)という手段もあるけれど、国際通りの飲食店を見る限り、深夜時間帯まで営業している飲食店はそれほど多く無く、店を選ぶ必要がある。という感じで、「出発時間までをどう過ごすか」が意外と悩ましい感じ。
■NH1000便の搭乗手続は02:00開始
搭乗手続後の制限エリアでは、出発便が極めて少ない時間帯(ANAのほかに、スカイマークの深夜便の設定があった)のため、ベンチの数にも余裕があり、ベンチに横になって休憩するなどの過ごし方もし易い。
■搭乗ゲート付近の様子
ただし、搭乗ゲート付近に複数設置されているdocomoの充電ポートは、USBポートもACアダプタからも充電することが出来なかったので、搭乗口付近に設置されているdocomoの充電ポートを頼りにしている方はご注意を。
深夜・早朝に設定されるギャラクシーフライトは、使い方次第で現地滞在時間を有効活用することができるものの、那覇空港発のNH1000便を利用する限り「街が寝静まった時間帯から出発時間までの過ごし方」を工夫しない限り、快適に使うことが難しいように思う。
ただし、沖縄に在住しており夜遅くまで自宅に待機→車で空港へ移動する。などの使い方をする分には、(環境が良いとは言えない)空港ターミナルで数時間待機する必要も無いので、深夜便のメリットを享受できそう。
ANA「ギャラクシーフライト」は以下にて。
東京(羽田)⇔沖縄(那覇)線の深夜・早朝便「ギャラクシーフライト」が始動!|ご旅行の準備[国内線]|ANA