ドコモのクレジットカード『DCMX』の上位カードである『DCMX GOLD』が行っている、入会金(10,500円)相当のドコモポイント(10,000ポイント)がプレゼントされるキャンペーンの期限が9月末までとなっており、間もなく終了の予定。
DCMX GOLDのキャンペーンは以下より。
DCMX GOLDの入会金相当のドコモポイントを還元するキャンペーンは2013年8月下旬より1年以上続いていたキャンペーンになるので、10月以降も似たような条件のキャンペーンは継続される可能性はあるけれど、還元されるポイントの額が減少するなど、キャンペーン条件が変更となる可能性は大いにあるので、キャンペーンのタイミングで入会を考えていた方はお忘れ無く。
ドコモは、2014年9月1日以降の端末購入時は『新料金プラン』を契約しない場合、月々サポートが適用されない(FOMA契約の場合はこの縛りなし)など、通信料金の割引に関する変更を行っており、多少乱暴に言えば『ドコモを使い続けるなら新料金プランで』という姿勢が明確になっている。
この他にも、新料金プランを契約することをキャンペーンによる端末代割引適用の条件とするなど、新料金プラン契約者を優遇する方針となっていることは明らかで、旧料金プランを希望するユーザにとっては厳しい変更が続いている。
ドコモの新料金プランで『シェアパック』を契約する場合、主回線の支払金額は最低でも12,000円/月を超える計算となり『1回線での支払金額』としてはかなり割高になる。
■ドコモ:新料金プランでシェアパック10を契約した場合の費用
カケホーダイプラン:2,700円 (iモード端末の場合は2,200円)
ISP利用料金:300円
シェアパック10:9,500円
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合計金額:12,500円
※月々サポートによる割引は考慮しない。
DCMX GOLDでは、ドコモの利用料金の10%がドコモポイントとして還元される特典があるため、例えば上記のケースでは12,000円の10% = 1,200円/月がドコモポイントとして還元されるようになる。
※DCMX GOLDを契約していない場合は、最高でも利用料金の5%還元にとどまる。
DCMX GOLDを契約していない場合では、最高でも5%までのポイント還元となるため、毎月還元されるポイントは12,000円 * 5% = 600ポイントとなり、DCMX GOLDを契約している場合との差は600ポイント/月、12ヶ月では7,200ポイントになる。
なお、DCMX GOLDは家族カードも1枚無料で、なおかつ家族カードについても同様にポイント還元率が最高10%になるステージ優待の対象となるため、家族でドコモを契約している場合、そうでないケースと比べて、ポイント還元の総額が大きくなる。
加えて、DCMXの補償サービス『DCMXケータイ補償』は、別途申込不要の付帯サービスとなっているものの、スマートフォンやタブレットが故障あるいは紛失などした際に、買い直し(機種変更)するための費用を最大で100,000円まで補償する保険が無料でついてくるので、ドコモの『ケータイ補償』サービス代わりに考えることもできる。
※ドコモの『ケータイ補償 お届けサービス』は、故障などのトラブル発生時に一定の料金(1回目は5,000円、2回目は8,000円)を支払することで『交換電話機を届ける』サービスとなっており、DCMXケータイ補償とはサービスそのものが異なる。という点には注意。
なお、ドコモの『ケータイ補償』サービスは、2014年冬モデル(9月30日に発表予定)以降の機種ではサービス利用料金が値上げ(改定)されることが発表されており、月額料金が税別500円/月に、交換に係る費用が一律で7,500円に変更されるため、基本的には従来よりも費用負担が増えるケースが多くなるものと思われる。
そんなわけで、最近のドコモの料金およびキャンペーン施策の変更を見ていると、今後もドコモを使い続けるのであれば新料金プラン + DCMX GOLDで、そうでなければドコモのMVNOあるいはドコモ以外の他社を契約する。というのが良いのかなと思う次第。
DCMX GOLDのサービス説明は以下より。
DCMX GOLDカード – ドコモ