那覇空港から首里駅までを結ぶ『ゆいレール』などで使えるIC乗車券『OKICA』(オキカ)の発行が開始されていたので購入してみた。販売価格は1,000円(デポジット500円含む)からで、ゆいレールの各駅の券売着で購入可能。
■ゆいレールで使えるIC乗車券『OKICA』を購入してみた
■駅改札でもOKICA導入をアピール
ICタイプの乗車券は便利ではあるのだけれど、『OKICA』は既存の交通系ICカードであるPASMOやSuicaとの相互利用には非対応で、Suicaを使って『ゆいレール』に乗ることや、OKICAを使って沖縄県以外の交通機関を利用することができず、サービスとしては『沖縄県の独自交通系IC』となり、観光客としては実用性がイマイチ。
交通系ICカードの相互利用については、2013年3月より首都圏の私鉄が導入するPASMOと、JR各社のKitaca、Suica、ICOCAなどの交通系ICカードが相互利用可能となり『全国どこでもある程度使える』という利便性が確保されているものの、OKICAについてはこれらカードとの相互利用に非対応となっているのは、同カードが2014年10月より発行された後発カードであることを考えると、非常に残念なところ。
OKCIAの導入に合わせて、乗車券も磁気式のものからQRコードが印字されたタイプのものに変更されており、こちらは全国の鉄道系事業者で初めての導入となる。実際にQR乗車券を購入して使ってみたけれど、QRコード面を改札にかざすことで読み取りされるため、反対側の面を読み取り機にかざしても読み取りされない仕様となっており、読み取り面を意識せずに改札にQR乗車券をかざすと戸惑う。
■QR乗車券が導入される鉄道系事業者は初
OKICAのWebサイトは以下より。
沖縄を楽しく快適に!沖縄ICカード OKICA