中国・深圳でTD/FDD-LTEに対応するモバイルWi-Fiルータ『ZW800』をCNY 400(約7,500円)で購入してみた。
『ZW800』の主なスペックとしては、TD/FDD-LTE対応で下り最大150Mbpsに対応し、3GはTD-SCDMAも利用可能で中国向けに最適化されたモバイルWi-Fiルータ。連続通信時間は10〜12時間(スペック値)、SIMフリー仕様となっているため中国のキャリア以外のSIMカードでも利用可能となっている。
■購入した『ZW800』
※中国移動香港のSIMカードを使って、深圳で国際ローミングでLTEに接続した状態
ディスプレイはカラーだけれど、日本のモバイルWi-Fiルータで主流となったタッチ操作には非対応。
■購入情報
購入商品:モバイルWi-Fiルータ ZW800
購入場所:深圳 賽格電子廣場 (GoogleMap)
購入価格:CNY 400(約7,500円)
深圳の『賽格電子廣場』には、3FにモバイルWi-Fiルータやデータ通信端末などを販売するお店が多数あり、今回購入したZW800は複数のお店で販売されていた。
販売価格はお店によって多少異なるものの、だいたいCNY 400前後で販売されており日本円に直すと10,000円以下でSIMフリーのTD/FDD-LTE対応のモバイルWi-Fiルータが購入可能となっている。
パッケージ内容は本体&バッテリーの他にUSBケーブル1本のみで、説明書などは一切同梱されておらず極めてシンプルなパッケージ。
■パッケージ(正面)
■パッケージ(裏面)
対応している周波数などの詳細はパッケージに記載されていないものの、店頭で中国の大手3キャリア(中国移動/中国聯通/中国電信)の4G LTEが利用可能。ということが(口頭で)確認ができたので購入。
購入した後に改めてWebサイトを確認してみると、店頭での説明の通り3社のTD-LTEネットワークでの利用が可能。と記載されていた。
メーカーのWebサイトでの紹介は以下より。
■対応しているネットワーク種別&速度
正直に言って、それほど期待して購入したわけではないけれど、実際に使ってみて驚いたのは管理画面に日本語設定があり、日本語設定すると『機械翻訳を使ったおかしな翻訳』では無く、自然と理解できる日本語で設定画面が表示されたこと。海外で販売されているモバイルWi-Fiルータで、管理画面が日本語設定可能な端末は初めて見たかも。
■管理画面には日本語表示にも対応
※なお、管理画面のメニュー構成などなどはHuawei製のモバイルWi-Fiルータの構成とうり二つなので、Huawei製のモバイルWi-Fiルータを使ったことのあるユーザであれば迷うことは無さそう。
購入したZW800は、深圳に滞在中にカンタンな動作確認(LTEへの接続など)を行ったのみで、詳細な動作確認などは行えていないので、次回香港や深圳を訪問したら再度利用した上で使い勝手などを紹介する予定。
日本国内では、LTE対応のモバイルWi-Fiルータで10,000円を切る商品はほとんど無いけれど、今回訪問した深圳ではLTE対応のモバイルWi-Fiルータは日本円で10,000円以下が主流となっているので、現地で使うモバイルWi-Fiルータはそれなりに安く購入できる。
TD/FDD-LTEの両方に対応するモバイルWi-Fiルータとしては、日本ではHuaweiのE5375が約15,000円と比較的購入し易い価格となっているので、最後にご紹介まで。
【K&W】【グローバル通用】Huawei LTE E5375 モバイル 4G WIFI ルーター 最大150Mbps Mobile WiFi Router(SIM フリー版) ホワイト)[並行輸入]
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