4月8日より成田空港第3ターミナルが開業し、4月8日以降に成田空港を利用する場合、従来は乗客の負担が無かった空港使用料が発生する。また、これとは別にバニラエアなどが支払手数料を値上げ(関連エントリ)する動きがあるので、日本国内線に就航しているLCC各社の空港使用料のまとめ。
国内線に就航しているLCC各社の支払手数料&空港使用料のまとめ
航空会社 |
支払手数料 (1区間) |
空港使用料 | 備考 |
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Jetstar | 430円 | 380円 | 空港使用料は成田空港第3ターミナルからの出発/到着時 |
Peach | 330円 | 410円 | 空港使用料は関空第2ターミナルからの出発時 |
バニラエア | 500円 | 380円 | 空港使用料は成田空港第3ターミナルからの出発/到着時 |
春秋航空日本 | 430円 | 380円 | 空港使用料は成田空港第3ターミナルからの出発/到着時 |
※『空港使用料』は、成田空港の場合、旅客サービス施設使用料(PSFC)と保安サービス施設使用料(PSSC)を合わせた金額を『空港使用料』として記載。
※Peachの支払手数料は、PCサイトからの予約の場合
※バニラエアの支払手数料は、3月29日以降の料金を記載(3月28日以前は400円)
支払手数料 + 空港使用料の合計金額が最も安いのはPeachで、合計金額は740円。ただし、Peachの関空 〜 成田便を利用する場合には、関空第2ターミナルおよび成田の第1ターミナルの空港使用料と両方支払う必要があり、両方の空港の使用料に支払手数料を加えた金額は1,180円と、他の路線に比べて割高になる。
■Peachの関空 ⇒ 成田を利用した場合の諸費用
関空第2ターミナル出発:410円
成田第1ターミナル到着:440円
支払手数料:330円
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合計金額:1,180円
航空会社や利用する空港およびターミナルによって多少の差はあるけれど、ざっくりと片道400円ぐらいの空港使用料&400円前後の支払い手数料が設定されており、この二つの合計金額は800円が相場。
LCCの最大の特長は『安さ』であることは言うまでも無いけれど、各種手数料の値上げや空港使用料の搭乗者負担増加によって、LCCを利用しても『それほど安くは無い』ケースが増えそう。