DMM mobile、通信帯域はMVNEパートナーのIIJと共有 – 業界最安の1GBプランが人気

ドコモのMVNOとして『1GBで月額660円から』の低価格を武器に算入した『DMM mobile』のインタビュー記事がITmediaに掲載されており、いくつか気になる情報があったのでご紹介。

DMM mobileに関するインタビュー記事は以下より。

MVNOに聞く:“業界最安”を仕掛ける「DMM mobile」――強みは1000万会員とコンテンツ連携 (1/2) – ITmedia Mobile

DMM mobileの担当者へのインタビューの中で、通信用の帯域はMVNEとしてパートナーになっている『IIJ』(みおふぉんなどのサービスを提供)と組んで居ることや、通信用の帯域を共有していることが明らかにされている。

―― 通信用の帯域はIIJのIIJmioと共有しているのでしょうか。

野村氏 はい。IIJさんと一緒の帯域を使っています。ですから、IIJさんにとってはほかのMVNOと帯域をシェアできるのがメリットですし、私たちは専用帯域を確保しなくていいので、その分コストを落とせます。

インタビュー記事の中では、MVNEを選定する中で、DMM自身は『通信業界に関して素人』であるとしながら、IIJを選んだ理由として『品質が高く、通信が安定している』ということを重視し、サービス提供開始から1カ月半の時点で、通信品質に関するクレームはほぼない。としている。

どことパートナーを組もうかと考えたとき、一番気にしたのが評判です。IIJさんの品質が非常に高く、通信が安定しているということでコンタクトを取りました。もちろん、ほかのMVNEともお話はしましたが、最終的に決定したのがIIJさんです。我々は通信業界に関しては素人ですが、いろいろなご指南を受けながらサービスを構築していきました。サービス開始から1カ月半ぐらい経ちましたが、品質の評判はやはりいいですね。そこに関するクレームは、ほぼありません。

MVNOによっては『ドコモから電波を借りているので通信速度はドコモと同じ』と謳うMVNOもあるけれど、実際にはMNOであるドコモとMVNOとしてサービスを提供する各社の通信速度は同一ではなく、同じドコモのMVNO間でも、実際の通信速度については大きなバラツキがある。
関連エントリ:MVNOのデータ通信速度はMNOと同一ではないという話 | shimajiro@mobiler

ちなみに、DMM mobileのサービス紹介でも”繋がりやすさや品質はNTTドコモと変わりません。”と記載されているのは真実ではないように思う。

■DMM mobile『よくある質問』
初めてガイド DMM mobile

MVNOの通信速度および通信品質に関する満足度や通信速度については、定量的かつ信頼できるデータは多く無いけれども、インターネット上のクチコミなどなどを見る限り、DMM mobileの担当者の言う『IIJの品質が高い』というのは一定の納得感があるし、担当者も『品質に関するクレームがほぼ無い』と、通信品質は他社と比べても自信を持っている模様。

正直に言うと、DMMと言うとどうしても『アダルト動画』(最近は『艦これ』などのゲームもあるけれど…)のイメージがあり、MVNO事業についても『流行だから参入してみた』程度で、通信品質をそれほど重視していないものと思い込んでいたけれど、(少なくとも現時点では)通信品質についてはある程度期待することが出来そう。

DMM mobileで一番選ばれているプランは『1GBプラン』で、1GBプランはデータ通信専用であれば月額660円と、下り最大150Mbpsに対応するMVNOのプランとしては現時点で最安。1GBプランが選ばれている理由としては、MVNO各社が『2GBで1,000円以下』の価格設定をする中、『1GBで十分』というユーザがDMM mobileを契約しているのでは。とされている。

また、みんな(MVNO)が1Gバイトを増量して2Gバイトにしてしまったため、1Gバイトの安いプランがないというのもあります。そこがスポットとしてポコッと空いています。ですから、今はまだプラスαとして持たれているのかなと思います。

『通信容量あたりの価格』で考えれば『2GBで980円』の方が安いけれど、他社が提供しなくなってしまった『1GBプラン』が一番人気となっているとのこと。このあたりは、ユーザが求めるデータ通信量とMVNO各社の提供するプランの関係として面白いなと思う。

DMM mobileのサービス紹介は以下より。