成田空港第二ターミナルの北側のかつてはLCCのチェックインカウンターや搭乗ゲートに使われていたエリアが「北ウェイティングエリア」としてリニューアル、施設が充実しているとは言い難いものの、休憩などなどに使えるスペースに生まれ変わっていたのでご紹介。
今回紹介する「北ウェイティングエリア」の位置は、成田空港第二ターミナルの北側にあったバニラエア、春秋航空日本などのLCCのチェックインカウンターおよび搭乗ゲートのあったエリア。東京駅や銀座駅から運航されている成田空港行きのバスでは「第二ターミナル2番」が最寄りのバス停。
■成田空港第二ターミナル「北ウェイティングエリア」
「北ウェイティングエリア」は、かつてLCCのチェックインカウンター&セキュリティチェック&搭乗ゲートに使われていたエリアなので、全てを合計するとそれなりの広さ。北ウェイティングエリアの入口から最も遠いポイントまでは徒歩で3 〜 5分ほどの時間を要する。
■「北ウェイティングエリア」の様子
成田空港第二ターミナルの北ウェイティングエリアは、目立たない位置にあるためか、動線の問題で訪れる機会が多くないのか、この日訪問した時点では日中であるにも関わらず、ほとんど人が居なかったので、平常時の利用者はそれほど多く無さそう。
成田空港は、早朝06:00第に出発するフライトなども設定されており、第三ターミナルにて前泊をして早朝便に備える。という方も少なく無いかなと思うけれど、LCCが利用する第三ターミナルは前泊客でそれなりに混雑するのに対して、第二ターミナルの「北ウェイティングエリア」はターミナルが異なる(第三ターミナルから徒歩で約10 〜 15分程度)ため、深夜時間帯であっても比較的利用者が少ない可能性があるので、成田空港に前泊する方向けの休憩所として利用価値がある。
■充電も可能(但し充電口は多くはない)
成田空港第二ターミナルの「北ウェイティングエリア」は、スマートフォンなどを充電するためのACアダプタも用意されており、各種ガジェットの充電が可能。ただし、北ウェイティングエリアに収容可能な人数に対して、ACアダプタの数は極端に少ないようにも感じたのでその点は注意が必要。
成田空港にオープンした「北ウェイティングエリア」は、過去に報道された「夏の繁忙期までに準備される数百席の仮眠用ソファベンチ」であると推測される。
成田空港は、空港に前泊するための施設が基本的に用意されていなかったけれど、第三ターミナルのフードコートのエリアが24時間利用可能(店舗は早朝4:00 〜 21時まで営業)しているほか、今回紹介しているような「北ウェイティングエリア」などの休憩スペースも拡充、空港ターミナル内のコンビニエンスストア(24時間営業)が増加したことで、従来と比べてかなり「前泊」がし易い環境が整っている。
成田空港第二ターミナルのB1Fに新しくオープンしたセブンイレブンに関する情報は以下エントリにて。
成田空港 第二ターミナル B1Fにセブンイレブンがオープン! | shimajiro@mobiler
第二ターミナルの「北ウェイティングエリア」の施設情報(ベンチなどなど)については、「台湾を歩く」さんのBlogエントリの情報がかなり詳しいので、実際に利用する前にはこちらの情報を参照しておくことをオススメ。