ドコモのモバイルWi-Fiルータ「L-01G」のAmazonでの白ロム価格が15,000円台に値下がり。
モバイルWi-Fiルータ「L-01G」はLTE接続時の連続通信時間が20時間(LTE-A接続時は17時間)と、国内向けに販売されているモバイルWi-Fiルータとしては最長。
※MR04LNはBluetooth接続時の連続通信時間が24時間と、国内最長。L-01GはWi-Fi接続で20時間。
実際にL-01Gを使ってみると、スマートフォンなどとのWi-Fi接続時で悲通信時の電力消費が小さいためか、スペック値以上に体感の連続通信時間は長く感じる。例えば、夜通しスマートフォンやタブレットとWi-Fi接続した場合でも翌朝バッテリが残っており、夜に充電をし忘れることがあっても翌日午前中ぐらいは余裕で使える。という感じ。
連続通信時間が長いという大きなメリットの代償として、端末サイズが大きく/重くなっている点。L-01Gの重量は195gで、NECプラットフォームズのAterm MR04LNが約111gと比べてかなり重い。とは言え、モバイルWi-Fiルータはスマートフォンと異なり「手にとって操作」する時間が短いので、端末が重いと感じる機会はそれほど多く無い。(荷物の総重量が重たくなるイメージ)
L-01Gの連続通信時間の長さは、MVNOが提供する「LTE無制限プラン」と組み合わせて利用すると使い勝手が良い。ただし、各社のLTE無制限プランの通信品質は(特に下りが)悪いことが多いのは悩ましいところ。
その他のメリットとしてはSIMロック解除に対応しており、SIMロックを解除すれば国内外の好きな通信事業者のSIMカードで利用できるようになる点。ただし、SIMロックの解除は有料(税別3,000円)なのと、ドコモショップ店頭では手続きが終了せず、対応完了までに約1週間程度の時間が必要。
ドコモが販売する端末は、2015年5月1日以降の機種が「ドコモから端末を購入した本人以外のSIMロック解除が不可」となるので、端的に言えば「白ロムを購入してSIMロック解除」ができなくなるため、L-01G(およびHW-02G)は、ドコモが販売するモバイルWi-Fiルータで「白ロムを購入してSIMロック解除ができる」最後の機種となる。
Amazonで購入可能なモバイルWi-Fiルータ(単体)としては、NECプラットフォームズのMR04LNが最安時に16,000円前後で販売されることがある(関連エントリ)けれど、個人的には「国内だけで使う」のであれば、Wi-Fi接続時の連続通信時間が長いL-01Gの方がオススメ。MR04LNのメリットは「最初からSIMフリーかつ、デュアルSIM対応」となっている点で、海外渡航時に現地の通信事業者のSIMカードを挿して利用する場合などにオススメ。
モバイルWi-Fiルータ「L-01G」の白ロムは以下より。
docomo Wi-Fi STATION L-01G
LG Electronics Japan |