羽田空港国際線ターミナルに設置された顔認証ゲートを試す – 事前手続不要・サクっと入国可能

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2017年10月18日より羽田空港に設置された、日本人向けの顔認証ゲートによる入国審査を試してみた。

法務省の報道発表資料は以下にて。

法務省:羽田空港における「顔認証ゲート」の導入について
法務省:羽田空港における「顔認証ゲート」の導入について

法務省入国管理局では,平成29年10月18日(水)から,羽田空港上陸(帰国)審査場に顔認証ゲート3台を先行導入し,日本人の帰国手続において運用を開始します。なお,顔認証ゲートの利用に当たり,事前の利用登録手続は必要ありません。

羽田空港国際線ターミナルの入国審査場に設置された顔認証ゲートは、入国審査場の左手に設置されている。2018年1月12日時点での設置台数は3台。

顔認証ゲートによる入国フローは以下。

(1)パスポートの顔写真ページを読み取り機にかざす
(2)正面のカメラを見て顔認証する

(1)が完了後、(2)の顔認証が完了するまでの必要時間は約5秒ほど。基本的には有人窓口での入国審査よりも短い時間で入国審査が完了する上に、(2)の顔認証のプロセスでエラーになる率が低いので、待ち行列さえ無ければストレスの無い入国審査と思う。
→今回は深夜に羽田空港国際線ターミナル着のフライトで試してみた。日中時間帯などなどでは、顔認証ゲートが混雑することもあるのかも。

実際、今回は事前知識なし&初見で顔認証ゲートで入国審査を受けてみたけれど、特に戸惑うことは無く、スムーズに入国することができた。

顔認証ゲートの利用には、IC旅券を所持していれば事前登録などなどは不要。ただし、身長は135cm以上とあるので、小さな子ども連れの場合は利用することができない。
→知りうる限り、日本国内空港は家族連れを優先するような出入国審査レーンは無いので、小さな子ども連れの家族に対するケアは十分ではないように思うところ。

なお、顔認証ゲートにて入国審査を受けた場合、原則として入国時のスタンプは押印されない。このため、何らかの事情でスタンプが必要な場合は、入国審査場の係員に申し出る必要がある。(申し出をすればスタンプは押印して貰える)

これまで、出入国時の審査は基本的に「自動化ゲート」(事前登録必要)にて手続を行っていたけれど、指の乾燥・汚れなどなどの理由で指紋認証が一発で通れないことを何度か経験することがあった。

これに対して、試してみた回数は現時点で1回のみだけれど、顔認証ゲートによる入国審査は審査に必要な時間がより短く・効率的になっているので、顔認証ゲートに長い行列ができていなければ、自動化ゲートに代わって顔認証ゲートを使ってみるつもり。

とは言え、現時点では顔認証ゲートが設置されているのは羽田空港国際線ターミナルのみであり、自動化ゲートの設置空港と比べて少ないので、自動化ゲートの利用登録についても時間に余裕があるタイミングで行っておくと、出入国に必要な時間が短くなるのでオススメ。

自動化ゲートの登録方法については以下エントリにて。

成田空港で出入国自動化ゲートの登録手続きを行ってみた

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