ドコモ・バイクシェアが提供する自転車シェアリングサービス(ちよくる等)の広域利用エリアが2018年4月1日より拡大する。
【報道発表】品川区、大田区における自転車シェアリング「広域相互利用」を開始 | 株式会社ドコモ・バイクシェア
株式会社ドコモ・バイクシェア(以下、ドコモ・バイクシェア)は、「コミュニティサイクル事業実証実験」の運営事業者として品川区と大田区で2018年4月1日(日)より「広域相互利用」を開始いたします。
既に広域利用が可能な都内7区(千代田区、中央区、港区、江東区、新宿区、文京区、渋谷区)に加えて、4月1日からは大田区と品川区を加えた都内9区にて、ドコモ・バイクシェアのサービスが相互利用可能となる。
■大田区コミュニティサイクル
自転車のレンタル・返却に必要なポート数は、都内7区合計の約380箇所→9区合計で約450箇所へと拡大する。ドコモ・バイクシェアの各区のポート数合計は以下。単独区でポート数が最も多いのは港区。
ドコモ・バイクシェア:各区のポート数
区 | ポート数 |
---|---|
千代田区 | 67 |
中央区 | 44 |
港区 | 86 |
新宿区 | 47 |
文京区 | 42 |
江東区 | 74 |
渋谷区 | 26 |
品川区 | 24 |
大田区 | 42 |
合計 | 452 |
※2018年3月31日時点のポート数。開設予定ポートを含む。
参考までに、台北市の自転車シェアリングサービス「YouBike」(公式サイト)における台北市内のポート数は約400箇所のため、大田区・品川区を加えた都内9区合計の自転車シェアリングサービスの方がポート数が多い。
※ただし「YouBike」は新北市に460箇所のポートがあるため「台北および近隣エリア」という捉え方では、YouBikeの方がポート数は多い。
■台北市内のシェアバイク「YouBike」
また、台北市の面積は約271㎢、ドコモ・バイクシェアの広域利用が可能な9区の面積合計は約210㎢のため、面積あたりのポート密度も台北市における「YouBike」よりも、ドコモ・バイクシェアの方が密度が高い計算になる。
(数字上のポート数や密度だけで利便性を比較することはできないけど、規模感の参考まで。)