【PR】Y!mobileのスマホプランを契約してだいたい2年を振り返る

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2017年1月にY!mobileのスマホプランを契約してから、おおむね2年間が経過するので、Y!mobileのスマホプランを約2年間使ったレビュー。

音声通話「発信」のメイン回線、データのサブ回線に使用

Y!mobileのSIMカードは、音声通話を「発信」する際には、第一の選択肢として使用。理由は単純に「1回あたり10分までの音声通話が使い放題」になるため。

Y!mobileの音声通話使い放題は、過去に設定されていた「1カ月あたり300回まで」の制限が2017年2月に撤廃(プレスリリース)され、通話回数の上限なしに音声通話が使い放題になった。(定額対象が1回あたり10分までなのは従来通り。)

Y!mobile回線の他にも、ドコモのメイン番号で「1回あたり5分まで」の準定額プラン(カケホーダイ ライト)を契約しているけれど、通話時間が1回あたり5分を超える機会がそれなりにある一方で、1回あたり10分を超える通話はほぼ無い。

このため、通話時間が5分に近くなると焦る…。というような心配不要で音声通話が使えてるのが便利。音声通話定額サービスで定額対象になる通話が1回あたり5分と、10分の差が大きい事はしばしば実感。

友人・知人とのコミュニケーションは、Twitter・Facebookなどの音声通話を使わないSNSがメインとなっている反面、メールやチャットなどの問合せに対応していない官公庁への問合せや、業務関連での細かい確認が必要になるケースでは、音声通話を使った方が手っ取り早く要件をすませることができるケースもまだ多く残っているように思うので、個人的には音声通話を利用する際に費用面でのストレスが小さい点は大きなメリット。

さらに、スマートフォンが普及した結果「インターネットの検索結果から電話を受ける」ことを意識したサービスも増えており、検索結果から電話発信を行うフローが整理されつつあるのも、スマート「フォン」時代にあわせたユーザー体験と言える。

■「施設名称+電話番号」の検索結果から電話発信
「施設名称+電話番号」の検索結果から電話発信

平日お昼・夕方に通信速度でも落ちない

MVNOサービスにおける不満の一つに、平日お昼や夕方(帰宅時間帯)に利用が集中するため、ピーク時間帯に通信速度が大幅に低下しやすいというデメリットがある。

ピーク時間帯にMVNOの通信速度が低下する理由は、ピーク時間帯に快適に利用できるように投資(MNOからの回線借り入れ)が、ビジネス的に厳しいという理由で、解決方法(=MNOから借り入れる回線を増やす)はシンプルであるにも関わらず、多くのMVNOが問題を解決できていないことが、この問題解決が現時点では用意ではないことの裏返しとも言える。

一方、Y!mobileはMVNOではなく、ソフトバンク自身がサブブランドとして提供しているサービスのため、時間帯によって極端に通信速度が低下する問題は発生していない。

■平日お昼時間帯にスピードテスト(Y!mobile)
平日お昼時間帯にスピードテスト(Y!mobile)

■平日お昼時間帯にスピードテスト(ソフトバンク系MVNO)
平日お昼時間帯にスピードテスト(ソフトバンク系MVNO)

Y!mobileは、いわゆる「格安SIM」と同じ土俵で比較されるケースが多いけれど、実際にはMNOであるソフトバンク自身が提供しているサービスのため、ある意味「格安SIMの皮を被ったMNOサービス」と言える。

都心でも「ドコモの方が電波が最強」とは限らない

Y!mobileのSIMカードを使ってみて意外だったのは、東京都心でもドコモの電波がイマイチな場所があり、そういった場所ではY!mobileの方が快適にデータ通信が行えることがある。ということ。

「ドコモの通信品質が悪い」と感じる場所で、デュアルSIM端末(Mate 10 Pro/SIMフリー)ドコモとY!mobileのSIMを切替してスピードテストを行った結果は以下。

■スピードテスト結果:ドコモ(左)と、Y!mobile(右)
スピードテスト結果(ドコモ)スピードテスト結果(Y!mobile)
※実験中にスピードテストサーバーが変わったものの、意図したものではない。

「ドコモの電波がイマイチ」と感じる場所では、ドコモのスピードテスト結果が下り3.28Mbps・上り0.10Mbpsとかなり苦戦している一方、Y!mobileは下り15.9Mbps・上り7.17Mbps。

Y!mobileの通信速度は他のエリアと比べて特別に速いとは言い難いものの、この環境(場所)では、ドコモと比べてY!mobileの方が快適に通信が利用できるのは事実。

上記のドコモの電波がイマイチな場所では、ドコモのネットワークに接続した端末ではTwitterなどのSNSの更新もままならず、日頃快適なデータ通信がアタリマエに使えることに慣れている、とかなりストレスを感じる。

2018年9月からデータ増量。スマホプランLは14GB→21GBに

Y!mobileの主力プラン「スマホプラン(S/M/L)」は、それぞれデータ通信量が1/3/7GBのプランとして提供されていた。これに加えて、データ容量2倍オプション(現:データ増量オプション)により、スマホプランSで2GB、Mで6GB、Lで14GB

スマホプラン(S/M/L)に含まれるデータ通信量は、スマホプランSが1GB→2GB、Mが3GB→6GB、Lが7GB→14GBへ2018年9月より増量されている上、それぞれのプランに含まれるデータ通信量が2倍になる「データ増量オプション」(通常月額500円。契約から二年間は無料)によって、スマホプランSで3GB、Mで9GB、Lで21GBのデータ通信量がそれぞれ利用できる。

■スマホプランS/M/Lのデータ通信量を増加(2018年9月から)
スマホプランS/M/Lのデータ通信量を増加(2018年9月から)

既にご紹介の通り、現時点ではY!mobile回線の役割を「音声通話のメイン、データ通信はサブ」として使っているため、料金プランは「スマホプランS」で運用、Y!mobile回線の毎月のデータ通信量については「多くても最大2GB程度」のため、通信量が足りなくなることはこれまでなかった。

これに加えて、Y!mobileは、主回線で契約しているデータ通信量をわけあう「シェアプラン」を提供しているので、データ通信量を複数の回線で共有して使うことができる。

シェアプランの説明は以下にて。
子回線専用プラン(シェアプラン)|料金|Y!mobile – 格安SIM・スマホはワイモバイルで

データ通信量をわけあう「シェアプラン」の基本使用料はプランによって異なり、「スマホプランL」契約時は3回線までの基本使用料が0円(シェアプランセット割適用時)となる。よって、「スマホプランL」を契約すると、月額4,980円(初年度)でデータ通信量21GBを最大3回線でわけあえる。

個人的に、メインとして使っているドコモ回線の通信量がおよそ月間20GB程度なので、計算上はY!mobileの「スマホプランL」に変更すれば、Y!mobile回線をメインのデータ回線として使うこともできそう。どちらかと言えば最低価格に目が行きがちではあるけれど、実はスマホプランM・Lあたりも、メイン回線をY!mobileにしするには良さそう。

Y!mobileの公式オンラインストア「ワイモバイルオンラインストア」は以下にて。
Y!mobileオンラインストア