Rakuten Miniは電波法に基づく認証に不適合の可能性あり。総務大臣コメント

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高市総務大臣は、2020年6月16日の閣議後記者会見にて、楽天モバイルのAndroidスマートフォン「Rakuten Mini」が、認証取得時と異なる周波数帯に対応したモデルを販売していた件について、電波法に基づく認証基準に合致していないおそれがあるとコメント。

6月26日まで期限に、楽天モバイルに対して法律に基づく報告を求めている。

高市大臣の閣議後記者会見は以下にて。

総務省|高市総務大臣閣議後記者会見の概要(令和2年6月16日)

楽天モバイル(株)による周波数の変更
問:
  楽天モバイルについて伺います。先日、認証を取得していた設計と異なる周波数に対応していたとして、総務省から報告を求められましたが、この件についての大臣の受け止めと今後の対応について教えてください。

答:
  楽天モバイル株式会社が販売しているスマートフォンの一部について、同社が、対応する周波数を変更したことに伴い、電波法に基づく認証基準に合致していないおそれが生じていると認識しています。
  総務省からは、6月12日に、同社に対しまして、この製品の取扱いの状況について、利用者に影響が出ていないかといった観点から、電波法に基づく報告を求めたところでございます。
  必要に応じて、厳正に対処をしてまいります。
  ちなみに、報告期限は6月26日の金曜日でございます。

ケータイ Watchによる記事は以下。

総務省、「Rakuten Mini」の周波数変更で報告求める – ケータイ Watch

総務省では、「Rakuten Mini」の対応周波数変更により、発売時点で満たしていた法律上の基準(工事設計)と合致していないおそれがあるとして、12日付で楽天モバイルに対して報告を求めた。これは電波法の規定に基づいたもの。

楽天モバイルの「Rakuten Mini」は、発売時点で明らかにしていた対応周波数と異なるバージョンのモデルが存在しており、対応周波数の詳細についてはIMEIから判断する必要がある。

楽天モバイルのサービス紹介は以下にて。
楽天モバイル