KDDIは、UQ mobileの新料金プラン「くりこしプラン」を2021年2月1日より提供する。
新プランは、家族割や固定回線とのセット割の適用がされない代わりに、ベースとなる月額料金が抑えられている。例えば、最も容量の小さい「プランS(3GB)」では、割引を適用せずに月額料金が1,480円。
UQ mobileの新プランに関するプレスリリースは以下にて。
UQ mobile、ひとりでもおトクな「くりこしプラン」を提供 | 2021年 | KDDI株式会社
KDDI、沖縄セルラーはシンプルでおトクなUQ mobileの新料金プラン「くりこしプラン」(以下 本プラン) を2021年2月1日から提供開始します。
なお、UQ mobileは2021年夏に5Gにも対応する予定です。
UQ mobile:くりこしプランS/M/L(2021年2月1日提供開始)
項目 | くりこしプランS | くりこしプランM | くりこしプランL |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,480円 | 2,480円 | 3,480円 |
データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
超過時速度(最大) | 300kbps | 1Mbps | 1Mbps |
データくりこし | 翌月まで繰り越し | ||
節約モード | 対応 | ||
通話オプション | 対応 | ||
家族割引 | 対象外 | ||
固定回線セット割 | 対象外 |
※各種料金は税別
※2021年4月末まで、プランMの基本容量は10GB、プランLは20GB。+5GB分を無料チャージで対応する。
プレスリリースで、UQ mobileは「2021年夏に5G対応プランを提供予定」としているものの、上記プランのまま提供するのか、5G対応のプランを新たに提供するのかは未定。(Y!mobileが既に5G対応を謳っていることを考えると、上記プランで5G対応する可能性が高いと予想。)
なお、新プランは「くりこしプラン」と改称するものの、余ったデータ通信量の繰り越しに関するルール(翌月末まで)は、現行のスマホプランと同様。
UQ mobileが新プランを「くりこしプラン」と名付けた背景には、直接的に競合するY!mobileが余ったデータ通信量の繰り越しに非対応で、Y!mobileに対する自社プランのメリット(くりこし対応)をアピールする狙いがあると思われる。
参考までに、UQ mobileの現行プラン(スマホプランS/R/V)は以下。「スマホプランV」は2021年2月に提供予定となっていたところ、「くりこしプランL」として新たに提供される。
(参考)UQ mobile:スマホプランS/R/V
項目 | プランS | プランR | プランV |
---|---|---|---|
データ容量 | 3GB | 10GB | 20GB |
容量超過時速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | |
月額料金 | 1,980円 | 2,980円 | 3,980円 |
容量追加 |
500MB/100円 100MB/100円 |
不明 | |
データ繰り越し | 翌月末まで繰り越し | 不明 | |
低速モード | 300kbpsで高速データ通信消費なし | 不明 | |
音声通話オプション |
通話パック(60分/月):500円/月 かけ放題(10分/1回):700円/月 かけ放題(24時間):1,700円/月 |
||
割引サービス | |||
家族割引 | 2回線目以降 毎月▲500円/月 | ||
固定回線セット割 | ▲300円/月 | 不明 |
※各種料金は税別
UQ mobileのオンラインストアは以下にて。