ドコモ版の「Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B」をお借りしたのでレビュー。
Galaxy S21 Ultra 5Gは、Galaxyシリーズで初搭載となる光学10倍(デジタルあわせて100倍)ズームで撮影が可能に。
新たに搭載した「ディレクターズビュー」では、アウトカメラのレンズ3つ(超広角/広角/望遠)や、イン/アウトのカメラを同時に記録することができるなど、「カメラを通じた新しい体験」が重視されている。
■Galaxy S21 Ultra 5G
Galaxy S21 Ultra 5Gは、静止画(写真)だけでなく、動画も20倍、10倍、3倍、1倍、0.6倍の倍率を切り替えて撮影できる。
※20倍は光学10倍+デジタルズームで実現
■標準のカメラアプリでカンタンに切り替え
切り替え操作は、通常通りカメラの倍率を切り替えていくだけでシームレスに行われるので、撮影する側はレンズの切り替えなどを意識する必要が無い。
スマートフォン1台で20倍〜0.6倍を切り替えできるのは新鮮で、これまでのスマートフォンでは撮影できなかった映像・写真をカンタンに記録できる。
■Galaxy S21 Ultra 5Gで動画撮影(20倍→10倍→3倍→1倍→0.6倍)
このほか、Galaxy S21 Ultra 5Gは、SシリーズのGalaxyスマートフォンとしては初めて、Sペンにも対応している。
Sペンはこれまで、Galaxy NoteシリーズとGalaxyタブレットのみが対応していたので、Sシリーズでもペンを使いたいという方には嬉しい機能追加。
ただし、Noteシリーズのようにペンを本体に収納する機構が無いので、Sペンを収納するには専用のカバーが必要となるので、Sペンを活用したい場合には本体だけでなくSペンおよびカバーの準備をお忘れ無く。
※Sペン自体も、Galaxy S21 Ultraには付属していない。
■Sペンにも対応
なお、SペンはGalaxy Noteのペンを流用できるので、過去に使っていたGalaxy NoteシリーズのSペンが家にある…などの場合には、それらを流用することも可能。注意点として、カメラのシャッターボタンとしてはSペンが使えなくなっているので、Noteシリーズなどで同機能を多用していた方は注意。
Galaxy Buds Pro:喋るとノイキャンオフに
Galaxyの新しいワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds Pro」は、装着したまま会話をし始めると、会話を始めてから(自分が話し始めてから)数秒でイヤホンの音量を自動で下げる機能があり、音楽再生中でも会話の邪魔にならない。
動作イメージは、公式動画(YouTube)がわかりやすいのでご紹介まで。
「Galaxy Buds Pro」は、前モデルの「Galaxy Buds Live」と異なり、耳穴を直接塞ぐカナル形を採用している。このため、ノイズキャンセリング機能とあわせて外音が入りにくく、外出時や飛行機内・電車内などで外音を気にすることなく音楽を楽しめる。
■イヤホンはカナル形
一方、「Galaxy Buds Live」と比べると周囲の音が聞こえにくくなるため、散歩やウォーキングなどの際に、周囲の音を取り入れながら…という用途には向かない。
ただし、片耳だけを装着して使うことも可能なので、散歩やウォーキングのお供に片耳だけ装着して使うのもアリ。
■片耳だけでも動作する
Galaxy S21 Ultra 5Gを借りる前に主に使っていたスマートフォンはGalaxy Note 20 Ultra。
正直、Galaxy S21 Ultra 5Gに機種変更してもそれほど強烈に変わることは無さそう…と思っていたけれど、Note 20 Ultraと比べてカメラが大幅に強化されている点や、(値段も高いが)端末自体のスペックは申し分無い事を含めて考えると満足度は高い。
ドコモオンラインショップでの「Galaxy S21 Ultra 5G」販売ページは以下にて。
Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B – ドコモオンラインショップ