KDDI/UQコミュニケーションズが発売する、5G対応のモバイルWi-Fiルーター「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」のType-Cポートに、有線LANポートを備えるType-C接続のUSBハブを挿すと、USBハブ経由で有線LANポートを介した通信が行えるのでご紹介。
※メーカー/キャリアが公式に推奨している使い方ではないので自己責任。
■「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」のType-CポートにUSBハブを挿して使う
■検証環境
5Gルーター:Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
アクセスポイント:ASUS RT-AC68U、Zen WiFi
Type-Cハブ:Belkin USB-C to Gigabit Ethernet + USB-C 60W、Anker PowerExpand 6-in-1
「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」のType-CポートにLANポートを備えるType-C接続のUSBハブを、アクセスポイントのWANポートにLANケーブルをそれぞれ接続すると、アクセスポイント経由でインターネット接続が確立する。
■アクセスポイントのWANポートにLANケーブルを接続する
この組み合わせでは、WAN側に「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」を、LAN側に据置用のアクセスポイントを使うことになるので、インターネットの通信速度は「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」に依存する。
引っ越しなどなどのタイミングで、既存のアクセスポイントの環境をそのままに、WAN側だけ変更する必要がある場合などに、WAN側に「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」を活用できる。
あるいは、アクセスポイントとして使うルーターに、プリンターやNASをぶら下げて、同一のWi-Fiに接続するデバイスから利用したり、メッシュWi-Fiを構築するのも、「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」単体ではできない使い方。
「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」との組み合わせで、有線LAN経由での接続ができたUSB Type-C接続のハブは以下。
Belkinの「USB-C to Gigabit Ethernet」販売ページは以下にて。
Ankerの「Anker PowerExpand 6-in-1」販売ページは以下にて。
手元にある上記2つのUSB Type-Cハブでは問題無く動作した一方、単純なType-C to LANのハブの組み合わせでは動作しなかったので、ハブの組み合わせによっては動作しないことがある模様。手元にあるType-Cハブで動作しなかった製品は以下。
「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」は、中古ショップで本体単体を12,000円前後で購入できる。
※中古であれば、もう少し割安。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01 – イオシス
今回のエントリで紹介した、「モバイルWi-Fiルーター + 据置用のアクセスポイント」の組み合わせは、楽天モバイルの「Rakuten WiFi Pocket」や、SIMフリールーターの「Aterm MR05LN」でも試しているのでご紹介まで。