Rakuten WiFi Pocket、ASUSのWi-Fiルーター接続でUSBモデムとして利用可

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楽天モバイルが発売中のモバイルWi-Fiルーター「Rakuten WiFi Pocket」を、ASUSの据置用Wi-Fiルーター「RT-AC68U」とUSB接続して「Rakuten WiFi Pocket」をUSBモデムとして利用できた。

「Rakuten WiFi Pocket」側には特別な設定は不要、ASUSのWi-Fiルーター側はUSBを有効に、デュアルWANを有効にするなどいくつかの設定を変更するのみ。

■Rakuten WiFi PocketをASUSの据置ルーターと接続して使う
Rakuten WiFi PocketをASUSの据置ルーターと接続して使う

ASUSのWi-Fiルーターの一部機種は、USBモデムやAndroidスマートフォンを接続して、モバイルインターネットをWAN側の回線として、自宅やオフィス内でのインターネット接続に利用できる。

■Wi-Fiルーター背面のUSBポートと接続
Wi-Fiルーター背面のUSBポートと接続

■ASUSルーター上の表示
ASUSルーター上の表示

ASUSルーター上には、デバイス名などが正常に表示されていないのはやや気になるところ。ただし、インターネット回線として使う分には実用上の問題は無い。

楽天モバイルは、自社回線に接続中はデータ容量無制限としているので、楽天モバイルの自社エリア内であれば、楽天モバイル回線をそのまま固定回線代わりに使う際に使える(ただし1日10GBを超えると最大3Mbpsに制限される)ほか、既に稼働中の固定回線に障害が発生した際のバックアップ回線としても使いやすい。

「RT-AC68U」などASUSのWi-Fiルーターには、通常時は固定回線経由でインターネット接続し、固定回線側で障害が発生したことを検知して、接続回線をUSBモデムなどに切り替える設定も可能。(デュアルWANとフェイルオーバーを設定する)

■「RT-AC68U」上のデュアルWANを設定
「RT-AC68U」上のデュアルWANを設定

固定回線側の障害によるインターネット切断を限り無くゼロに近づけたい…という場合には、Rakuten WiFi Pocketの電源を常時ONで運用することになるものの、Rakuten WiFi Pocketはバッテリーを取り外ししての運用ができないため、連続して稼働し続けることによるバッテリー劣化に注意。

固定回線の障害が頻発するわけではない場合には、据置用のWi-Fiルーターの側にUSBケーブルとRakuten WiFi Pocketを備えておき、回線障害や引越などで固定回線が使えなくなった場合だけ、Rakuten WiFi Pocketの電源を入れて使う運用もアリ。

楽天モバイルでは、2021年4月からの新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」で、月間データ通信量が1GB未満の場合は月額料金を無料にする。

このため、例えば固定回線の障害時のバックアップ回線として契約して使うと、障害が発生しなかった月については、楽天モバイル回線の基本料金が無料になるので、本体価格が割安な「Rakuten WiFi Pocket」と組み合わせて、障害発生時用のバックアップ回線として備えるのもアリ。

この特典は2022年7月1日の「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」へのプラン変更によって適用されなくなった。(データ通信量が3GB未満で980円の料金が発生する)

■楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」概要
「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」概要

その他、「Rakuten WiFi Pocket」と同様に楽天モバイル対応機種の「Aterm MR05LN」との接続に関する情報は以下エントリにて。

楽天モバイル回線をASUSのWi-Fiルーター経由で固定回線代わりに使う方法
ASUSのWi-Fiルーター「GT-AX11000」と、モバイルWi-Fiルーター「Aterm MR05LN」を使って、MR05LNに挿した楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」回線を固定回線代わりに使う方法。 楽天モバイル(先着300万名は1年間無料) ...

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