楽天モバイルは、2022年7月1日より「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」を提供する。
「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」では、従来プラン(Rakuten UN-LIMIT Ⅵ)の特長であった、「月間データ通信量1GB未満は無料」の特典を終了する。新プランでは、月額料金が最低でも1,078円発生するため、同価格帯で利用できる、音声通話対応かつ通信量が3GB以上のMNOサービスをご紹介。
■前提条件
・月間の高速データ通信量が3GB以上
・基本料金が1,000円前後(年齢限定の割引などを考慮せず)
・光セット割りなどの割引を適用せずに、料金が単体で1,000円前後になる
月3GB使える、1,000円前後MNO料金プラン比較
ブランド | povo2.0 | LINEMO | 楽天モバイル |
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プラン名 | povo2.0 基本プラン | ミニプラン | Rakuten UN-LIMIT Ⅶ |
通信量 | 3GB | 3GB | 3GB |
基本料金 | 980円 | 980円 | 1,078円 |
通信事業者 | KDDI | ソフトバンク | 楽天モバイル |
ネットワーク | KDDI | ソフトバンク |
楽天モバイル +KDDIローミング |
通話定額 |
5分定額:550円 完全定額:1,650円 |
5分定額:550円 完全定額:1,650円 |
15分定額:1,100円 |
契約方法 | オンライン | オンライン |
オンライン 楽天モバイルショップ |
SIMカード | 物理/eSIM | 物理/eSIM | 物理/eSIM |
備考 | 基本料金は0円。トッピングとして30日間使える3GBの通信量を購入できる。 | 通話定額オプションは▲550円×1年間の割引あり |
Rakuten Linkを使うと国内の固定・ケータイ宛の通話が無料に。 料金プランは段階制で上限は3,278円。 |
※各種料金は税込。
なお、上記で紹介しているサービスは全て契約時の事務手数料が無料。
KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルからは「月間3GBで約1,000円」のサービスが提供されている一方で、同種の料金プランはドコモ(およびahamo)からは提供されていない。
ドコモは、オンライン専用料金プランの「ahamo」で、2022年6月に大盛りオプション(1,980円で+80GB)を提供する予定で、大容量プランを強化する方針。
なお、NTTコミュニケーションズの「OCN モバイル ONE」は、月間データ通信量が500MB、音声通話にも対応するプランを550円で提供している。
データ通信量を500MB以下に抑えることができ、通信速度がMNO並でなくても構わない場合には、OCN モバイル ONEのプランも選択肢となり得る。
OCN モバイル ONEの料金プラン・サービス詳細は以下にて。
「基本料金が無料」はpovo2.0のみに
楽天モバイルが2022年7月1日より「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」を提供し、その月額料金が最低でも1,078円(税別980円)となる。
一方で、povo2.0は高速データ通信の利用には必ずトッピングの購入が必要となっており、トッピングを購入しない限りは通信速度が最大128kbpsに制限される。
このため、「通常時は別の通信事業者を利用し、サブ回線として契約を維持する」という使い方に関して言えば、povo2.0は通常時の料金負担なく備えることができる。
ただし、povo2.0は最後のトッピング購入から180日間の音声通話・SMS送信料金の合計が660円(月平均で110円)を下回る場合は、事前に警告のうえサービス停止・解約の対象となる。