大量閉店が話題の楽天モバイルショップ、直近の動向を調べてみた

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2022年11月末で楽天モバイルショップが大量閉店した。というニュースを見かけたので、楽天モバイルの店舗数を調べてみた。

楽天モバイルの店舗数は2022年3月8日に1,000店舗(プレスリリース)を突破したあと、12月15日時点で1,250店舗まで増加している。

この店舗数には、通常の「楽天モバイルショップ」のほかに、郵便局内に設置される楽天モバイルショップや、家電量販店などに設置されるカウンターも含まれている。郵便局内の楽天モバイル店舗数は同日時点で約280店舗。

■楽天モバイル:郵便局への展開を加速
楽天モバイル:郵便局への展開を加速している

冒頭で紹介した通り、楽天モバイルショップは複数の店舗が2022年11月末頃に閉店したことは事実ながら、直近1年ぐらいの推移で考えると郵便局内の店舗数の増加などもり、店舗数は増加している。

2022年11月19日に公開されたケータイ Watchの記事によると、郵便局内の楽天モバイルショップ(申込カウンターなど)は、半年間で70店増加と紹介している。

キャリアショップ数は半年前から48店減の全国7978店舗、楽天モバイルは店舗網拡大続けるも他社の店舗削減が影響 – ケータイ Watch

楽天モバイルは、この半年で単独店を31店増やすだけでなく、郵便局内への出店や量販店等カウンターを活用し、店舗網整備を加速させている。申し込み等カウンターを郵便局内のイベントスペースに設置する「楽天モバイル 郵便局店」は、半年で70店増を記録した。

2022年12月15日時点の47都道府県の楽天モバイルショップ数は以下の通り。

■楽天モバイル:都道府県別店舗数

都道府県 店舗数 うち郵便局店舗
北海道 52 17
青森県 10 4
岩手県 9 2
宮城県 23 3
秋田県 8 1
山形県 7 2
福島県 13 2
茨城県 19 4
栃木県 12 2
群馬県 9 3
埼玉県 68 11
千葉県 59 11
東京都 156 36
神奈川県 81 15
新潟県 21 4
富山県 8 2
石川県 12 4
福井県 7 2
山梨県 5 1
長野県 17 4
岐阜県 18 2
静岡県 28 6
愛知県 94 21
三重県 17 2
滋賀県 12 3
京都府 28 8
大阪府 125 27
兵庫県 75 13
奈良県 17 3
和歌山県 8 1
鳥取県 4 1
島根県 5 2
岡山県 14 4
広島県 34 9
山口県 11 2
徳島県 6 1
香川県 6 1
愛媛県 10 4
高知県 4 1
福岡県 53 17
佐賀県 6 2
長崎県 13 5
熊本県 15 2
大分県 11 4
宮崎県 9 3
鹿児島県 13 4
沖縄県 18 3
合計 1,250 281

ソース:都道府県から探す | ショップ | 楽天モバイル
※オープン予定の店舗も含まれる。

“大量閉店”とされる、11月末で閉店した店舗数は楽天モバイルの公式Webサイトなどで明かされていない。

11月末で複数の店舗が閉店した背景には、申込件数が目標に届かなかったり、契約期間の満了などを理由に店舗を閉店している可能性もあり得るものの、楽天モバイルが全体としてリアル店舗を減らす方向にシフトしたとは、少なくとも現時点では言い切れないように思う。
※今後、同様に複数の店舗が継続的に閉店するような動きがあれば、通信事業者として店舗数を削減する方針に変更している可能性はある。

一方で、他社動向では、「ドコモがドコモショップを3割削減する」という報道がされており、リアルショップを減少させる方針にある通信事業者もあるため、今後楽天モバイルも同様に店舗数削減の動きに入る可能性はある。

「ドコモショップ3割削減」の先にあるもの 井伊社長に聞く(1/2 ページ) – ITmedia Mobile

ドコモショップを3割削減する方針を明らかにしているNTTドコモ。単に削減するだけでなく、リアル店舗とリモート店舗を融合させた「ハイブリッド店舗」の推進を目指しているという。

個人的には、楽天モバイルは”ショップでなければ受付されない手続き”に遭遇するケースが今のところ無く、オンラインで24時間たいていの手続きが行えるようになっているのはありがたいところ。

楽天モバイルのWebサイトは以下にて。

掲載している内容は公開時点の情報です。Webサイトやサービスの内容変更などにより、情報が古くなっている場合もありますので、ご注意ください。
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