【ドコモ】新宿・渋谷・池袋・新橋エリアで通信品質改善を発表

ドコモは、都市部などで発生している通信品質低下について、新宿、渋谷、池袋、新橋エリアで品質改善の取り組みにより、品質が改善したことを明らかに。

ドコモのお知らせは以下にて。

都内 4 エリア（新宿・渋谷・池袋・新橋）通信品質改善状況と今後の取り組みについて（PDF）

株式会社 NTT ドコモ（以下、ドコモ）はスマートフォンの普及に伴うデータトラヒックの増大により、スマートフォンがご利用
しづらいなど、お客さまへご不便をおかけしているエリアについて、順次通信品質改善の取り組みを実施しているところですが、特につながりにくい状況がございました都内 4 エリア（新宿・渋谷・池袋・新橋）の通信品質改善状況および、今後の取り組みについてお知らせいたします。

■対策内容
・基地局ごとのカバーエリアの調整（電波照射の角度調整、指向調整、出力調整）
・周波数間の偏りを無くす分散制御（基地局設備の設定値変更）
・基地局設備の増設（5G設備、4G設備）

ドコモは、新宿駅、渋谷駅、池袋駅、新橋駅周辺のエリアについて、具体的な取り組みの内容を明かすと共に、改善後の通信速度

■対策エリアと改善後の状況（ドコモ測定）

対策を行ったエリアのうち、渋谷駅山手線・埼京線ホームは、駅改良工事に伴い2023年2月から屋内アンテナが撤去された影響により、通信が利用しづらい場合がある状況が根本的には解決していない。ドコモによると、2023年9月に屋内アンテナを再設置予定であり、屋内アンテナの再設置による改善が期待できそう。

ただし、ドコモの通信品質低下については、これらのターミナル駅に限らず発生しており、通常であれば通信が問題無く利用できる場所や時間帯でありながら、通信速度が著しく低下したり、圏外になって通信ができなくなったりするトラブルに見舞われることが多かったので、今回対策が発表された4つの駅以外での対策にも期待したいところ。