2026年6月に入ってから、楽天モバイルの通信品質が悪化した・利用できていたエリアで圏外になりサービスが利用できなくなった。とするSNSの報告を見かける機会が増えた。
楽天モバイルの通信品質が悪化しているのは、楽天モバイルのユーザー数および通信量が増えていることに加えて、2026年5月末でKDDIによるローミングエリアを縮小したこと(関連エントリ)の影響と予想される。
KDDIネットワークの楽天モバイルへのローミングは、楽天モバイルがMNOとしてサービスを開始するのと同時にスタートした。ローミングの提供終了は、楽天モバイルの自社ネットワークによるカバー率が70%を超えた地域から順次終了となり、当初は2026年3月末で全国で終了予定だった。これが、2023年4月に締結(5月に発表)された新たなローミング契約に基づき、2026年9月末に延長された。
新たなローミング契約に関する内容は以下の通り発表されている。発表当初はローミングの期間延長よりも、どちらかと言えば都市部の一部繁華街へのローミング提供やルーラルエリアのローミング継続が主な内容として受け取られた。
新協定では、これまでローミングに含まれなかった東京都23区・名古屋市・大阪市を含む都市部の一部繁華街のエリアを新たな対象とし、一部インドア(地下鉄、地下街、トンネル、屋内施設など)やルーラルエリアも引き続きローミング提供することに合意しました。新協定は2023年6月から開始し、提供期間を2026年9月まで延長します。
KDDIと楽天モバイル、新たなローミング協定の締結について | プレスリリース | 楽天モバイル株式会社
ユーザーからの「通信速度が落ちた」、「圏外になった」という報告が増えているけれど、当初の予定であればKDDIのローミングは終了予定となっていたので、ローミングが完全終了予定の2026年9月末までに、楽天モバイルの自社ネットワークの拡大・通信品質改善に期待したいところ。
■楽天モバイルへのローミング提供に関する公開情報(KDDI)
