相互接続の接続料の算定式を巡り日本通信がdocomoを提訴

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docomoやWILLCOM回線のMVNO事業者である日本通信が、相互接続の接続料の算定式を巡ってdocomoを提訴している。

日本通信がドコモを提訴、接続料算定で – ケータイ Watch
日本通信側の主張にとしては、金銭の問題ではなく、docomo側からの一方的な算定式の変更が問題。としている。

従来の算定式よりも8000万円ほど多く支払っているものの、金額の多寡が問題ではなく、接続料を導き出す算定式の変更が協議なしで行われていることが問題、と指摘する。

そもそも、相互接続を開始する時点でも日本通信とdocomoは揉めていて、2007年に総務省に裁定を申請した結果、合意に至ったという過去がある。

相互接続の交渉に関する記事は以下より。
日本通信、ドコモとの協議不調で総務省に裁定申請(ケータイWatch)

提訴するぐらいなら、docomo以外のパートナーと組めば良いのでは?とも思うんだけれども、実際にはエリアや通信方式の問題から、docomoがベストなパートナーである事には変わらないんだろうなぁ…。という事が、質問の回答から見て取れる。

通信サービスを安定的に提供するため、ドコモ以外の通信事業者と相互接続するかどうか質問されると、三田氏は「LTEのサービスレベルが各社同じようになれば検討できるだろうが、現状はサービスエリア、通信方式といった要素からドコモが一番良い相手」とした。

日本通信、携帯キャリアの過度なMNPインセンティブに対する公開抗議|日本通信株式会社

当社は、本件の問題提起を行うことで、携帯キャリア自身が自律性を発揮すること、または総務省が事後規制として何らかの対策をとることを期待し、あくまで一時的に、上述の措置を行います。これらのSIMを新たにお申し込みいただくお客様にはご迷惑をおかけしますが、上記趣旨をご理解の上、ご協力お願いいたします。

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