CNETに興味深い記事が掲載されていた。
携帯端末“鎖国”に終焉 日本通信、MVNOで大手に風穴(CNET JAPAN)
僕の中では、MVNOと言えばディズニーが一番コンシューマ向けに頑張っているというイメージがあって、法人およびデータ通信向けの市場は昔から日本通信が頑張っていて、この2社がMVNOを引っ張っているのかな。という印象がある。
MVNOには今後のケータイ業界を盛り上げていく存在としてかなり期待している半面、どうやって独自の付加価値をつけていくのか!?がシビアに求められるので、MVNOだからこそ提供できる価値が何なのか、見せて欲しい(歓迎の意味で)なと思う。
最近思うこととしては、『らくらくホン』の端末価格が、『機能』に対して異常に高価だと思った。
らくらくホンは、機能としては『低機能』な部類に入るけど、実は端末としては安価ではなくて、それなりに高機能機種と同じような価格で販売されている。
これはあくまでも『機能』ではなくて、らくらくホンがもたらす『付加価値』に対する値段設定であって、あくまでも価格と機能という点で評価するならば、かなりコストパフォーマンスが悪いという事になる。
これを、もっとシンプルにかつ安くする。というような事はNOKIAだったり海外メーカーの方が得意なんじゃないだろうかとか、高齢者向けのサービスはMVNOで提供した方が思い切った事が出来ていいんじゃないかとか、そんな事を思った。
というわけで、NOKIAに参入して欲しいMVNOの領域としては僕が手が出せない超高価格端末じゃなくて、『シンプルな携帯電話(not ケータイ)』だったりする。
iモードやY!ケータイは使えないけれど、端末価格も回線のコストもグローバルモデルなので安いです。みたいな選択肢があってもいいんじゃないだろうか。