『プラスXi割』でdocomoユーザ向けのXiデータ回線は事実上3,980円/月に

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『Xi2割』から適用範囲を拡大した『プラスXi割』の内容については、既にエントリでご紹介した通りなんだけれど、考えれば考えるほど、プラスXi割による割引の適用範囲がかなり広くて、少々乱暴ながらも

『既存のdocomoユーザはほとんど、プラスXi割の適用が可能』

と言っても差し支えないぐらいに緩い条件になっている。
改めてプラスXi割の適用条件を整理すると、音声回線側で必要な契約内容は下記のいずれか。

プラスXi割キャンペーンとは | 料金・割引 | NTTドコモ

●Xiパケット定額サービス
Xiパケ・ホーダイ フラット 5,985円/月
Xiパケ・ホーダイ ダブル 2,100円~6,510円/月

●FOMAパケット定額サービス
パケ・ホーダイフラット 5,460円/月
パケ・ホーダイダブル2 2,100円~4,410円/月
パケ・ホーダイダブル 390円~4,410円/月

従来の『Xi2割』の適用条件は『Xiパケ・ホーダイ フラット』の契約が必要だったのに対して、『プラスXi割』ではXiのパケット定額二段階制の『Xiパケ・ホーダイ ダブル』でも適用が可能になっている上、さらにFOMA回線 + パケット定額オプションでも契約が可能になっている。

これらのパケット定額サービスの正確な契約者数は不明なものの、参考となる数値としては、『パケット定額サービス契約数』が3,600万件あり、全体の契約者数 6,000万契約のうち約60%が、何らかのパケット定額サービスを契約している計算になる。
※この『パケット定額サービス契約数』には、データ契約も含んでいる点は注意

上記の各種数値はdocomoの四半期事業データより引用。
2011年度(2012年3月期)四半期事業データ : 第4四半期 | 企業情報 | NTTドコモ

PC向けなどのデータ定額契約も含めてではあるけれど、全体契約者のうち60%がパケット定額に加入しており、これらのパケット定額契約者が、そのまま『プラスXi割』の適用が可能である事を前提に考えると、少なくとも『ケータイを使ったデータ定額を使いたい。』

というニーズを持っているユーザに対しては、『プラスXi割』を適用させる事が可能と言って問題無いと言えるし、そう考えると料金的にあまり差が無い(むしろ、docomo回線の方が安くなるケースさえある)docomo回線のMVNO事業者のサービスを選ぶよりも、ドコモショップなどでサポートを受けられる『docomoのサービス』として、プラスXi割が選ばれる機会が増えるのでは無いかと。
⇒特に、これからスマートフォンを利用するユーザに対して、docomoショップ店頭などで『プラスXi割』が適用可能な組み合わせをオススメしていく。という展開は十分ありえそう。

具体的な使い方を想定してみても、音声はiモードケータイでタイプSSバリュー + iモード + パケ・ホーダイダブルで利用して、プラスXi割を適用させるデータ回線を、スマートフォンで利用する。
という使い方も十分実用的だし、データ回線をモバイルWi-Fiルータで利用しiPadやiPhoneの回線として使うことも可能になるので、Xi2割 ⇒ プラスXi割により適用範囲がFOMAにも広がった事&適用条件が緩くなった事で、割引の恩恵を受ける事が可能なユーザが一気に広がり、少々乱暴ではあるけれども事実上、docomoユーザ向けにはプラスXi割を適用させると、Xiのデータ通信回線が 3,980円/月で利用可能になったと言えるかなと。

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