会社が移転をするので引っ越し準備をしていたら、袖机の奥の方からPalmマシンが発掘された。
Palmマシンにであったのは、Visorが発売されたくらいの頃で、欲しいなぁと思いつつ、当時は高校生で乾電池だと使うごとに電池の入れ替えが必要で、経済的じゃなかったので見送っていたところに登場したのが、VisorPrism。
これが僕が初めて触ったPalmマシンで、PCを中心にスケジュール管理(当時高校生の僕にどんなスケジュールがあったのか記憶してないけど)とか、青空文庫で公開されている書籍をHimakeDocで読んだりしていて、モバイルに目覚めさせてくれた端末である。
その後、兄が使わなくなったCLIE T650Cを大学生ぐらいの頃に使い始めたけれど、広域の無線通信が可能なスマートフォンにとってかわられる事になったけれど、アプリケーションの快適さとか、サイズとか、モバイルで必要なものは何か?という問いに対して一つの答えを示してくれたプラットフォームである。
残念ながらPalmOS自体の開発は終了して、次世代のOSであるPalm WebOSに移行される事が発表されたけれど、歴史に名を残す存在として、改めてPalmデバイスに感謝した一日。