ドコモは、2014年4月以降の『ドコモプレミアクラブ』のステージ決定条件を『継続利用年数と各種サービスの申込』から『継続利用年数』のみに変更することを発表している。
ステージ決定要因が『継続利用年数』のみになったことで、ステージ決定のルールはシンプルになり、ユーザとしてはドコモプレミアクラブのステージ維持のために指定サービス(オプション)を契約する必要が無くなった。
ドコモのお知らせは以下より。
ドコモからのお知らせ : ドコモプレミアクラブ/ドコモビジネスプレミアクラブの改定内容の変更について | お知らせ | NTTドコモ
ドコモのお客様向け会員サービス「ドコモプレミアクラブ/ドコモビジネスプレミアクラブ」については、2013年6月にサービス内容の改定を発表しておりましたが、ドコモを長期でご利用いただいているお客様からのポイントの付与条件に関するご要望などが多いことを踏まえ、改定内容を一部変更し、下記の通り改定させていただきます。
■変更後のドコモプレミアクラブ内容(2014年4月1日〜)
指定サービスへの申込が『ステージ決定要因』から除外された一方で、ゴールドステージ(DCMX GOLD契約者)以外のステージでは、DCMXの申込や指定サービスの加入によって付与されるポイントの割合が変動するルールに変更となった。
但し、『DCMX GOLD』に申込している場合は、自動的に最上位の『ゴールドステージ』となり、利用金額1,000円につき100ポイントと、他のステージを大きく上回ってポイントが付与される点は変わらず、自社クレジットカードであるDCMXやDCMX GOLD利用者を優遇する方針は変わっていない。
合わせてドコモでは、DCMXポイントサービスを改定することを発表している。
DCMXポイントサービスの変更内容は以下より。
報道発表資料 : DCMXポイントサービスおよび特典の改定 | お知らせ | NTTドコモ
DCMXカードのポイントサービスに関する変更の概要は以下。
(1)DCMXで貯まるドコモポイントが200円毎に1ポイント(0.5%)から1,000円毎に10ポイント(1%)に変更
⇒これに合わせて、毎週日曜日やドコモショップなどでの買い物が対象の『3倍ポイント』が終了する。
(2)ドコモポイントとDCMX(iD)クーポンの交換条件が変更
⇒従来は2,500ポイントにつき2,300円あるいは2,000円分となっていた交換を、2,000ポイントで2,000円分のDCMX(iD)クーポンと交換可能に
(3)DCMX GOLDの「DCMXケータイ補償」の補償期間を2年間 ⇒ 3年間に延長
⇒2013年10月1日以降、DCMXケータイ補償による補償期間が2年間 ⇒ 3年間に延長される。なお、DCMX GOLDの『ケータイ補償』では、補償対象の携帯電話の再購入に伴う端末代金が、最大で100,000円を上限に補助される。
(4)ケータイ購入ご優待券のプレゼント上限が拡大
⇒従来は一律5,250円だった優待券を、年間利用額100〜200万円で10,500円、200万円以上の利用で21,000円の優待券が進呈される。
DCMXカードのポイントサービス変更に合わせて、カードの入会キャンペーンが実施され、DCMX GOLDでは年会費(10,500円)相当の10,000ポイントが、DCMXでは利用金額に応じて最大で5,000ドコモポイント(利用金額200円につき100ドコモポイント)がプレゼントされるキャンペーンを開催する。
DCMX GOLDカードのキャンペーンは以下より。
DCMX GOLD 入会キャンペーン | DCMX
DCMXカードのキャンペーンは以下より。
キャンペーン | DCMX
前述の通り、DCMXカードを保有していると、ドコモプレミアステージで付与されるポイントが増加することから、ドコモプレミアクラブプレミアクラブのルール変更と合わせて、ドコモは店頭でのDCMX加入などを促進していくものと予想される。