下り最大220Mbps対応のモバイルWi-Fiルータ『WX01』が3月5日より発売されることが発表され、UQコミュニケーションズでも予約受付が開始されたので、UQコミュニケーションズおよびMVNO各社のキャンペーン内容の比較。
『WX01』を対象とした2015年3月分のキャンペーンは以下。
WX01のキャンペーン条件比較 – 2015年3月分
事業者 | UQコミュニケーションズ | @nifty | GMOとくとくBB |
---|---|---|---|
端末代 |
クレードルなし:800円 クレードルセット:2,800円 |
クレードルセット:1円 | クレードルセット:0円 |
契約事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
特典内容 | 特になし | 35,400円キャッシュバック | 月額通信料が割引 |
キャッシュバック受取時期 | なし | 開通月から9カ月目 | なし |
キャンペーン違約金 (通常違約金とは別) |
なし | 15,000円 | なし |
契約年数 | 二年間 | 二年間 | 二年間 |
契約月のWiMAX通信料 | 有料 |
無料 ※機器が発送された日が属する月 |
無料 ※機器を受取した日が属する月 |
月額通信料 ※各種割引後、二年間の料金。ISP代を含む |
4,380円 | 4,350円 | 3,414円 |
キャンペーン期限 | 2015年3月31日迄 | 2015年3月31日迄 | 2015年3月31日迄 |
UQコミュニケーションズ:本体価格を2,000円割引、通信速度重視ならあり
UQコミュニケーションズの『UQオンラインショップ』では、WX01の予約受付開始に合わせてキャンペーンを開催。下り最大220Mbpsに対応するWX01およびW01の本体価格が通常よりも2,000円割引される。
UQコミュニケーションズ本家は、MVNO各社と比べればキャンペーン内容は手薄と言えるけれども、通信速度についてはMVNOと比べて安定していることも多いので、下り最大220Mbps対応の恩恵を最大限に活かすのであれば、キャンペーン条件はベストとは言えないUQコミュニケーションズ本家を敢えて選ぶ。という選択肢もあり。
UQオンラインショップでの申込は以下より。
UQコミュニケーションズ
@nifty:過去最高の35,400円キャッシュバック – 違約金には注意
@nifty WiMAXでは、W01やWX01を含めて過去最高となる35,400円ものキャッシュバックが設定されており、キャッシュバック金額についてはここで紹介している3社のキャンペーンで最大。なお、本体代はクレードルセットで1円となっており、こちらも最安水準。
下り最大220Mbps対応の最新機種も含めて35,400円のキャッシュバック対象となっているのは非常に太っ腹であると言えるものの、契約から二年間以内の解約については『キャンペーン違約金』として、通常の契約解除料とは別途、15,000円の解除料が設定されているのに注意が必要。
ただし、この点も契約から二年間利用し続けることを前提に考えれば大きな問題は無く、キャッシュバック金額を重視する方にとってはオススメできるキャンペーンとなっている。
@nifty WiMAXのキャンペーンは以下より。
GMOとくとくBB:月額料金が約3,400円と割安
GMOとくとくBBのキャンペーンは、キャッシュバック金額などが設定されていない代わりに、月額料金が他社の4,380円前後と比べて、約3,400円と割安に設定されている。
@nifty WiMAXのように『契約から二年以内の解約時の解除料の加算』などの条件も特に設定されていないため、何らかの理由で契約から二年以内に解約する可能性がある場合は、@nifty WiMAXよりもGMOとくとくBBの方が気軽に選ぶことができる。
MVNO間の通信速度差には注意
キャンペーン条件については一律して比較して優劣を明確にすることができるけれど、MVNOサービスで難しいのは、通信速度(実効速度)が同一ではない。という点で、MVNO各社の通信品質は一律ではなく、トラフィックが集中する際に速度低下が起きやすかったり、あるいは時間帯に関係無く通信速度が遅い。ということもサービス事業者によってはあり得る。
悩ましいのは『実際の速度は使ってみないとわからない』という点で、この問題を解決するためには、既存ユーザの口コミを確認してみたり、UQコミュニケーションズ本家の提供する『Try WiMAX』でUQコミュニケーションズ本家の通信速度を試すことは可能。
理論値の上限については差が無いUQコミュニケーションズ本家およびMVNO各社のサービスだけれど、実際の通信速度には大きな差がでることも十分あり得るので、特に契約期間が従来比で長くなるWiMAX 2+の契約についてはプロバイダを慎重に検討することをオススメ。