中国発のシェアバイク「ofo」がひっそりと日本国内でサービスを提供開始、アプリケーションの日本語化や、アカウント作成時に必要となるSMS認証が日本の携帯電話番号にて可能となっている。
サービス提供開始に際して、特にプレスリリースなどなどは配信されていないものの、ofoの日本語公式アカウントがTwitterにてサービス開始を発表している。
ただし、実際に現地を訪問した方の情報によると、実際には10月20日(金)20:00の時点ではofoは街中を走行できる状態では配置されておらず、倉庫内にある模様。
(実際には倉庫にあるにも関わらず、公式アカウントで「日本に上陸しました!」は無いんじゃないの?とは思うところ)
世界最大級のシェアサイクルプラットフォームofoが、日本に上陸しました!よろしくお願いします💕世界15か国🚲190都市🚲1,000万台🚲ユーザー数1億人超え!
Share more&Consume less with #ofojapan #letsofo #オフォ#シェアサイクル pic.twitter.com/Ny6sRUIsuP— ofoJapan (@JapanOfo) October 16, 2017
「ofo」は、ソフトバンクコマース&サービスと提携のうえ、2017年9月以降に東京・大阪にてサービスを開始予定であると発表していた(関連エントリ)。
2017年10月20日(金)時点で、「ofo」の自転車が配備されているのが確認できるのは東京都江東区の若洲海浜公園付近および、大阪の南港エリア。
■東京:若洲海浜公園(江東区)付近に自転車を配備
■大阪:南港エリアに自転車を配備
「ofo」は、レンタル・返却の際に専用の駐輪ポートを必要とせず、好きな場所でレンタル・返却することができる点で利便性が高い。ポート不要の乗り捨て型サービスは、「ofo」と同じく中国発のシェアバイクサービス「Mobike」でも同様。
ただし、「好きな場所で乗り捨てできる」ことは、本来は自転車の駐輪場では無い場所などへの迷惑な駐輪を発生させる要因ともなるため、シェアバイク専用の駐輪ポートが準備されるなどの動きもある。
日本国内では、2017年8月より札幌市にてサービスを提供開始している「Mobike」が、地元企業と連携して、「Mobike」専用の駐輪場を整備している。
■札幌を本拠地とするコンビニエンスストア「セイコーマート」に設置された駐輪場
「ofo」は、現時点で専用の駐輪場を整備することを明らかにしておらず、基本的には一般の駐輪スペースに返却することを想定している模様。
「ofo」のアプリケーションダウンロードは以下にて。
Android向け(Google Play)は以下にて。
ofo – Smart Bike Sharing – Google Play の Android アプリ
iOS向け(App Store)は以下にて。
ofo – Smart Bike Sharing on the App Store