モバイクが福岡市中心部に進出か?福岡市が中心部のシェアサイクル事業者を公募

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福岡市は、天神・博多など市内中心部を含むエリアにて、シェアサイクル事業の実証実験を行う事業者を公募。

福岡市のWebサイトによると、事業開始は2018年4月中旬〜下旬が予定されており、スケジュール通りに進めば2018年のゴールデンウィーク頃には、福岡市内中心部を含めたエリアでのシェアサイクル事業がスタートする。

福岡市の事業者公募に関する情報は以下にて。

福岡市 福岡スマートシェアサイクル実証実験事業に係る提案競技の実施について

■福岡市:スマートシェアサイクル ポートマップ
福岡市:スマートシェアサイクル 公共ポート位置図

福岡スマートシェアサイクル実証実験事業の概要

■実施期間
2018年4月中・下旬 〜 2020年3月31日まで

■実施場所
天神、博多駅、ウォーターフロント地区から半径約2kmの範囲(ポートマップ参照)

公共ポートの候補地に関する情報は、ポートの場所および自転車の最大設置台数が既に公開されている。

公共施設におけるポートとして、福岡市役所や市内の区役所、競艇場、公園など36箇所に合計最大で674台のポートが設置される予定。
→ただし、ポートはこれに限らず、シェアサイクル事業者が自ら設置したポートにて自転車のレンタル・返却が可能になる。民間事業者によるポートの設置箇所・設置台数などは各事業者によって異なるので現時点では詳細不明。

■公共ポート候補地
公共ポート候補地

モバイクが福岡市内中心部に進出か?

福岡市中心部でのシェアサイクル事業は、事業者を公募しているため、最終的にどの事業者が選ばれるのかは不明。

しかしながら、福岡市内に日本法人(モバイク・ジャパン)を設置し、福岡市の百道エリアにて既にシェアサイクルの実証実験を行っているMobikeは、有力候補の一つと思われる。

■福岡市 百道エリアで実証実験中の「Mobike」
福岡市 百道エリアで実証実験中の「Mobike」

ただし、2017年夏にスタートした札幌市内および、2017年12月下旬より福岡市(百道エリア)で展開している国内での提供状況を見ると、もともとはポート不要なサービスとして発展してきたMobikeが、指定のポートにレンタル・返却が必要となる「ポート型」で便利に使えるサービスとは思えなかったので、モバイク・ジャパン以外の事業者にも期待したいところ。