落とし物・忘れ物を防止するタグ「MAMORIO」を購入してみた。
MAMORIOは、スマートフォン とBluetoothで通信を行い、スマートフォンの位置情報を元に、MAMORIOを取り付けた鍵やサイフなどの貴重品がどこにあるか?を確認することができる小さなタグ。
MAMORIOを含めた、落とし物・忘れ物防止タグの存在は前々から認知していたものの「そうは言っても落とし物、しないしなぁ…」と思っていたタイミングで、旅行中に自宅の鍵を紛失。
鍵が見つかるかもしれない施設(交番・空港・駅・ホテル、飲食店などなど)には片っ端から確認してみたものの、紛失から2週間が経っても「見つかった」という連絡が無いので、見つかって手元に戻って来ることを諦め、新しく鍵を作るのと同時にMAMORIOを購入してみた。
■MAMORIO:パッケージ
■MAMORIO:同梱品
■MAMORIO本体
MAMORIO本体のサイズは 35.5×19×3.4mm、重さは3gと小型軽量。日頃からに見つける鍵やサイフなどに取り付けても重さはほぼ気にならない。
ただし、サイフの中に入れてみると意外に厚みが気になったので、どちらかと言えば「厚さ」を気にすることが無いモノに取り付ける方が向いているように思える。
スマートフォン用アプリを使ってセットアップ
MAMORIOは、スマートフォン向けのアプリ(Android/iOS)を使ってセットアップする。サービスを利用するためにはアカウント登録が必要。
セットアップ手順は、アプリに表示されるガイドに従って行えば特に戸惑うことは無い。「スマートフォンの画面上にMAMORIOを置いてセットアップ」するのが印象的。
■スマートフォンの画面上にMAMORIOを置いてセットアップ
Google PlayおよびiOS向けアプリのダウンロードは以下にて。
「無くした時に探す」ためにプッシュ通知をオフに
個人的に、MAMORIOの用途としては「持ち物が意図せずに手元を離れた」(=外出中に落とした/無くした)時に見つかりやすくなることを期待していて、「カバンの中のどこかにあるハズ」とか「家の中のどこかにあるハズ」のモノを探す用途には使わない。
このケースでは頑張って探せば見つかるハズだし、MAMORIO側で音を鳴らす機能などなどが備わっていないので、「近くにあるハズのモノを探す」ためのツールとしては、あまり向いていないように思う。
本来は「手元を離れた」時点で貴重品を発見・回収できるのが「落とし物や忘れ物を防ぐ」という観点からは理想的ではあるものの、現状のMAMORIOのサービス仕様・スペックを見るに、スマートフォン向けの通知が増えることによるストレスの方が大きいように感じる。
そんなわけで、MAMORIOを付けた貴重品が手元から離れたことや、手元にあることを知らせる「プッシュ通知」の設定はオフに。落とし物や忘れ物などの事故が起きた(あるべきハズの場所に無い)後に、モノの在り処を探す手がかりになることに期待したいところ。
■プッシュ通知はオフ / 頻繁な通知が割とストレス
理想を言えば「身近にあるハズだけど、場所があやふや」なモノが簡単に見つけるためにも使ってみたいけれど、ひとまず「無くした/落とした」際に速やかに回収できることを優先。
3月末まで半額キャンペーン開催中
MAMORIOは、現行モデルが通常価格の半額となるキャンペーンを3月末まで開催して
いる。
Amazon.co.jpなどのECサイトのほか、MAMORIO公式サイト、ヨドバシカメラなど、MAMORIOを取扱いしているショップでは基本的に半額セールが行われているので、購入予定の方はこの機会に。
■「MAMORIO」が3月末まで半額
Amazonでの「MAMORIO」販売ページは以下にて。
なお、「MAMORIO」シリーズは、後継モデルとなる「MAMORIO S」が登場。新型モデルでは、厚さが薄型化、重さが(若干)軽量化した一方で、通信距離が30m→60mへ倍増するなど、基本性能が改善している。
「MAMORIO S」の製品詳細は以下にて。
MAMORIO | あなたの大切なものを守る世界最小クラスの紛失防止デバイス
MAMORIO Sの販売ページは以下にて。