日本国内の主要都市にてシェアバイクサービスが多数提供されているので、2018年6月時点での提供状況のまとめ。
日本国内の主要なシェアバイクサービスまとめ
独立系 | |||
エリア/都市 | サービス名称 | 規模 | 料金 |
---|---|---|---|
札幌市 | ポロクル | 約40ポート |
■観光向け 1日:1,200円(24時間) 15時パス:700円(15-21時) ■通勤向け 1回:108円/60分 月額:1,620円/最初の60分無料 |
名古屋市 | でらチャリ | 5ポート |
1日:500円 1回:60分100円 |
福岡市 | メルチャリ | 約80ポート | 1分4円 |
中国発 | |||
エリア/都市 | サービス名称 | 規模 | 料金 |
奈良市 | Mobike | 不明 | 1回:120円/30分 |
和歌山市 | ofo | 約25ポート |
1日:500円 1回:30分/100円 月額:2,500円(原則使い放題) |
大津市 | ofo | 約65ポート |
1日:500円(24時間) 1回:100円/30分 月額:2,500円(30日間無制限) |
北九州市 小倉区 |
ofo | 約20ポート |
1日:500円(24時間) 1回:100円/30分 |
HELLO CYCLING系 | |||
エリア/都市 | サービス名称 | 規模 | 料金 |
千葉市 | HELLO CYCLING | 約40ポート | 1回:60円/15分(最大1,000円) |
さいたま市 | HELLO CYCLING | 多数 | 1回:60円/15分(最大1,000円) |
ドコモ・バイクシェア系 | |||
エリア/都市 | サービス名称 | 規模 | 料金 |
仙台市 | DATE BIKE | 約60ポート |
1日:1,029円(学生822円) 午後パス:515円 1回:103円/60分 月額:1,543円/最初の30分無料 |
東京区部 | ちよくる(等) |
約490ポート 5,800台 |
1日:1,620円 1回:最初30分162円、以降30分毎に108円 月額:2,160円/最初の30分無料 |
横浜市 | baybike | 約60ポート |
1日:1,500円(学生1,000円) 午後パス:800円(14時-22時) 1回:最初30分162円、以降30分毎に162円 月額:2,160円/最初の30分無料 |
奈良市 | 奈良バイクシェア | 約10ポート |
1日:2,000円 1回:最初30分162円、以降30分毎に108円 月額:2,160円/最初の30分無料 |
大阪市 | 大阪バイクシェア | 約20ポート |
1日:1,500円 1回:最初30分162円、以降30分毎に108円 月額:2,160円/最初の30分無料 |
神戸市 | こうべリンクル | 約15ポート |
1日:500円 1回:最初60分100円、以降30分ごとに100円 |
広島市 | ぴーすくる | 約40ポート |
1日:1,080円 1回:最初60分162円、以降30分毎に108円 月額:2,160円/最初の30分無料 |
那覇市 | 沖縄バイクシェア | 6ポート |
1日:2,160円 1回:30分/216円 |
※各種料金は税込。
「主要都市にはだいたいシェアバイクがある」けど…
リスト化して整理してみると、国内の主要都市の多くで何らかのシェアサイクルサービスが導入されている。
ただし、「ドコモ・バイクシェア」系のサービスでは、各都市ごとに会員登録をした上でサービスを利用する必要がある等、手続面の手間もあり「全国どこでも気軽にシェアバイクが使える」という状況にはなっていない。
反対に、HELLO CYCLING系のサービスでは、同プラットフォーム上で提供されるサービスに関しては、各都市ごとに会員登録をせずに使うことができる。(イメージとしてはJR東日本のSuicaを使って大阪の電車に乗れるようなイメージ)
HELLO CYCLINGのサービスは、東京都内には自転車をレンタル/返却するためのポートが充実していないものの、近隣都市のさいたま市、千葉市、横浜市などでは多数のポートが設置されている。
※コンビニエンスストアの「セブンイレブン」にポートが設置されている。
■HELLO CYCLINGのステーション(東京近郊)
HELLO CYCLINGのステーション数は明らかにされていないものの、ステーション数で言えば国内最大のサービスプラットフォームの可能性もある。
このほか、中国発のシェアバイクサービス「Mobike」「ofo」は、日本国内だけでなく世界各地のサービスを一つのアカウントで使えるため、海外出張・旅行時に現地をシェアバイクで移動をしたい。というケースでも便利にサービスを利用できる。
→現状のサービスエリアで言うと、日本国内の都市で使うよりも海外で使っている。という方の方が多いかもしれない。(自分自身がそう)
■Mobikeやofoのアカウントは世界共通
前掲のように、「だいたいの都市で何らかシェアバイクサービスがある」という状況が整いつつあるけれど、まだまだ「どの都市でも便利に使える」とは言い難いのも事実なので、各社の今後のサービス改善および、提供エリア拡大に期待したいところ。