メルカリは、福岡市にて提供中のシェアバイク「メルチャリ」を提供する完全子会社「ソウゾウ」の解散を発表。
「メルチャリ」は2018年6月22日より福岡市内でスタート、2018年8月には東京都国立市でも利用可能となったものの、国立市でのサービスは11月26日に終了していた。(関連エントリ)
メルカリのお知らせ(PDF)は以下にて。
連結子会社の解散及び清算並びに特別損失の計上に関するお知らせ (PDF)
当社は、本日開催の取締役会において、以下のとおり、当社の連結子会社である株式会社ソウゾウ(以下「ソウゾウ」といいます。)を、解散、清算(以下「本解散」といいます。)し、当社がソウゾウに対して保有する債権を放棄することを決議いたしました。また、これに伴い特別損失を
計上することをあわせてお知らせいたします。
運営会社の解散後も、クララオンラインが新たに設立する「neuet」社が事業譲受することでサービスが継続提供される。
クララオンラインのお知らせは以下にて。
第三者割当増資引受に関するお知らせ|CLARA ONLINE
株式会社クララオンラインは、株式会社ソウゾウ(本社:東京都港区、株式会社メルカリの100%子会社、以下「ソウゾウ社」)がシェアサイクルサービス事業「メルチャリ」(以下「本事業」)を会社分割により新設会社であるneuet株式会社(以下「neuet社」)に承継するにあたり、neuet社が第三者割当増資により発行する株式を引き受け、当社がneuet社を子会社化することで合意いたしましたのでお知らせいたします。
■メルチャリ(福岡市)
メルチャリは、自転車のレンタル/返却に必要なポートが福岡市の協力によって市内の公園や市役所、区役所などに多数設置されており、メルチャリを利用するユーザーを目にする機会は多かっただに、メルカリが運営から手を引くのは意外。
メルチャリのサービスそのものは順調に成長していた。とする内容は、ケータイ Watchの記事でも紹介されている。
メルカリ、シェアサイクル「メルチャリ」から撤退 – ケータイ Watch
メルカリの広報によれば、福岡でのメルチャリのサービスは順調に成長していたという。今後は、自転車やモビリティ分野でのノウハウを持つクララオンラインの下で、サービスが継続される。
メルチャリのWebサイトは以下にて。
メルチャリ