docomoの2011年夏モデルのスマホから解禁された『テザリング』に期待していた方も多いと思うのだけれど、docomoの『テザリング』はパケット通信料の扱いとしては『外部機器との接続』にあたるため、適用されるパケット通信料上限としては下記になる。
■料金プラン別、テザリング利用時に適用されるパケット通信料上限
料金プラン |
テザリング時 通信料上限 |
契約種別 | 備考 |
---|---|---|---|
定額データプラン フラット バリュー |
5,460円 | データ通信 | 定額データ スタンダード割2 適用後料金 |
パケ・ホーダイフラット | 10,395円 | 音声 | 別途、音声契約の基本使用料 (980円~/月)が必要 |
パケ・ホーダイダブル2 | 10,395円 | 音声 | 別途、音声契約の基本使用料 (980円~/月)が必要 |
で、この中で注目すべきなのが『定額データプラン フラット バリュー』を使ったテザリングが5,460円上限と、音声系のパケ・ホーダイプラント比較して約半額でテザリングが利用可能である点。
⇒さらに細かい話をすると、音声契約ではパケット定額は『オプション』の扱いだけれど、データ契約は契約自体がデータ通信契約なので、別途基本使用料の類は発生しない。
docomoのスマートフォンでのテザリング時のAPNはspモードに固定されてしまうけれど、データ通信系の『定額データプラン』などでも、spモードの契約は可能になっているので、結果的にPC向けの定額データプランなどでもdocomoスマートフォンでのテザリングが利用可能になっている(^ ^)
実際に、6月末に購入したGALAXY S2に定額データプラン契約のSIMカードを挿してspモードで利用しているけれど、普段はGALAXY S2でパケット通信を利用して、必要に応じてテザリングを利用する事が出来ているので便利(^ ^)
定額データプラン + spモードの組み合わせで利用出来ないのは、音声通話。
という事になるけれど、逆に言うと音声通話はこれまで使っていたiモードケータイを引き続き使いながら、スマホは定額データプランでテザリングも含めて安く利用する。という使い方の方が、テザリングも出来るし、音声はこれまでと同じくiモード携帯で使えるし。という事で個人的にはオススメだったりする(^ ^)
⇒二台持ちになることで面倒くさい。という主張もわかるけれれど、スマホの一台持ちでバッテリが切れると音声通話さえ出来なくなってしまうけれど、二台持ちでどちらかのバッテリが残っていれば、バッテリが残っている方に音声契約のSIMを挿して利用する事が出来る。という面でも、悪くないと思っていたり(^ ^;
そんなわけで、
・docomoスマホで安くテザリングしたい
・スマホで音声通話はマストではない
・iモードケータイとの二台持ちは苦ではない
というような方には、音声契約 + パケット定額オプションでのテザリングと比べて大幅に安くすることが出来るので、夏モデル以降のdocomoスマートフォンは定額データプラン + spモードの組み合わせでの利用もオススメ(^ ^)