据置型のWiMAX対応Wi-Fiルータとして『URoad-Home』が11月下旬より販売されている。
自宅回線を光回線にする前は、10ヶ月近くWiMAX回線を自宅回線として使用していたけれど、
・引越した後は部屋の隅々にWi-Fiが行き届かなくなってしまった
・引越した後は以前の家よりもWiMAXの速度が出なくなってしまった
という点から、WiMAX回線を諦めて10月下旬から自宅回線は光回線に変更したけれど、URoad-Homeがあと数ヶ月早く発売されていれば、少なくともURoad-Homeを試してから光回線への契約変更を考えたのに…とか思っていたりする(^ ^;
と言うのも、URoad-Homeを自宅用のWiMAXルータとして使用している方のレビューがおおむね好評で、『使ってみたい!』と思える内容になっているため。
今まで見かけた(一定以上の信頼のおける)レビューの中で、Wi-Fiルータとしての機能には猛烈にダメだしをしている以下のエントリでさえ、『WiMAXの通信性能は高い』と認めているので、WiMAXの通信性能が高いのと、Wi-Fiの出力が強くなっているのは(カタログスペックどおりだけれど)改善が期待できそう。
URoad-Homeインプレ – モバイルをバックパックにつめこんで
使ってみた印象を一言で言えば…
「WiFiルーターとしてはゴミだが、WiMAX通信性能は高い」
といったところでしょうか。
とにかくWiFiルーターとしての機能が貧弱過ぎで、使い物にならない、というのが本音。(中略)
とここまでURoad-Homeをけなすだけけなしてきましたが、当然ダメなところばかりではありません。
上にも書いた通りWiMAX通信性能が高く、これまでよりも更に高速に通信できるようになりました。NEC WM3400RNを使用していた時は下り4M、上り2M程度の通信速度でしたが、URoad-Homeでは下り5M、上り3M程度が普通ですし、通信状況がよければ下り6M、上り4M程度出ます。
上記のエントリの中で詳しく紹介されているように、URoad-HomeのWi-Fiルータ機能が貧弱なのは、上記のエントリを拝見する限り、URoad-8000などと同じソフトウェアを使っているからなのかな?と思える部分が多いので、せっかく『URoad-Home』と言うからには、自宅用回線に特化したソフトウェアとして最適化して提供して欲しいなぁ。と思ったり(^ ^;
個人的にはURoad-Homeは
・WiMAXの通信性能が改良されている
・Wi-Fiの出力が強い(モバイルWi-FiルータのURoad-8000はかなり弱い)
・端末の販売価格が安い
というあたりを魅力的に感じていて、モバイルWi-Fiルータではない『据置型Wi-Fiルータ』としてもWiMAX回線が使われるようになって、たくさんの機種が出てきたら面白いのになぁ…という展開に期待したいところ。
そういえば、『11月中予定』から『年内目標』に延期されたURoad-8000のファームウェアアップデートは11nへの対応以外に、良さそうな機能追加は無いのかなぁ…。
URoad-8000のファームウェアアップデート延期 年内目標に | shimajiro@mobiler