ちょうど仕事が忙しいのと重なっていたので、ここ1週間くらいTVを見たような記憶はないけれど、iPhoneの行列やらそれを目当てに報道が集まって報道されたことは知らないはずがない。
ケータイ業界過去最大のお祭り騒ぎを横目に、祭りに参加できなかった自分を少し寂しく思いながら、iPhone発売までの一連の流れは、孫さんによって入念に練られてたストーリーなんじゃないかと思えてきた。
(一部ショップでは受け付けていたという情報もあるが)
基本的に事前の予約を受け付けないことで意図的に(?)行列を生み出して、メディアへの露出を図り、自ら行列に出向くことでさらにメディアの注目を引きつけて…。
という具合に、今回の行列騒ぎをiPhoneの発売に関するプロモーションとして考えると、最高のプロモーションになったんじゃないかと思う。
孫さんはiPhoneを開発したスティーブ・ジョブズを天才と褒めていたけれど、孫さんも天才だ。
今日iPhoneを手にした人々は、これから二年間、iPhoneを買って良かったと思い続けるのか、どこかで挫折し後悔するのか。これまでのケータイとは異なる操作性、世界観を実現しているだけに、結果的にどちらが多いかはとても興味深い。