モバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT」を提供するINFORICHは、「ChargeSPOT」のモバイルバッテリーがフリマアプリやオークションサイトなどに不正出品されているとし、そうした行為を行わないように注意喚起している。
ChargeSPOTのお知らせは以下にて。
「ChargeSPOT」モバイルバッテリーの不正出品について | ChargeSPOT
「ChargeSPOT」のモバイルバッテリーは、利用規約(※)に基づき当社が貸し出しているものであり、ユーザーの皆様にはバッテリーを原状どおり返却する義務があります。
お知らせに記載のある通り、現在の利用規約ではモバイルバッテリーは貸出している物品で、ユーザーはその返却義務を負う。
一方、ChrgeSPOTのサービス開始当初は、一定の時間を超えたレンタルは買い取り扱いで、約2,500円の支払いでバッテリーを買い取りすることができた。
2019年11月時点でのサービスに関する紹介は以下にて。
その後、買い取りに関する規約は改定され、現在はユーザーによる買い取りが不可能となっている。
※120時間を超過してレンタルすると、違約金を支払いする義務は負うものの、それによってモバイルバッテリーの返却義務を免れるものではない。
2025年8月19日現在のChargeSPOTの利用規約は以下にて。
仮にポータブルチャージャーのレンタル開始から 120 時間を超過するまでにポータブルチャージャーが返却されなかった場合、お客様は、次項に定める利用料のほかに 2,000 円(税込)の違約金を支払う義務を負います。
INFORICHは、モバイルバッテリーが発火する事故が発生していることにも触れ、適切に返却されることで安全管理にもつながり、長期間にわたって同社の管理下を外れたバッテリーについては、安全性を十分に保証できないとしている。
また昨今、モバイルバッテリーによる発火事故の報道が相次ぎ、社会問題となっています。「ChargeSPOT」のバッテリーは、適切に返却されることによって24時間体制での安全管理が効果的に機能する仕組みであり、長期間当社の管理下を外れるバッテリーについては、安全性を十分に保証することができません。