『SoftBank 4G』の料金プラン/詳細スペックが発表されたのでサービス内容などなどのメモ。
SoftBank 4Gサービスの紹介について、ケータイWatchの記事は以下。
ソフトバンク、下り最大110Mbpsの「SoftBank 4G」24日開始 – ケータイ Watch
ソフトバンクモバイルの公式のリリースは以下。
業界最速のデータ通信サービス「SoftBank 4G」を提供開始 | ソフトバンクモバイル株式会社
- SoftBank 4Gの理論値は業界最速の下り最大110Mbps
- 月額料金は6,510円/月 ⇒ 4月末までの契約で5,505円/月
- SoftBankのスマートフォン/タブレットとのセットで3,880円/月のセット割
- 通信量は5GB/月迄 以降は2GB/2,625円で追加購入 or 128kbpsでの通信継続
- 契約期間は2年間/解除料は9,975円
SoftBank 4Gサービスの最大通信速度は、
SoftBank 4Gサービス 最大通信速度
下り最大 110Mbps
上り最大 10Mbps
となっており、モバイルデータ通信サービスのスペックとしては現時点で業界最速。
但し、24日(木)より発売されるモバイルWi-Fiルータ『101SI』は、
101SI 最大通信速度
下り最大 76Mbps
上り最大 10Mbps
の対応となっており、スペック値で僅差ながらXiの下り最大通信速度を上回るものの、SoftBank 4Gのフルスペックには非対応となる。
とはいえ、76Mbpsでも110Mbpsでも理論値上の最大通信速度にはそれほど意味は無くて、実際の利用者数だったり基地局の数やインフラ側の通信容量によって通信速度は左右されるわけで、『実際にどのぐらいの速度が出るのか?』は使って見ないと何とも言えない。というのが正直なところ(^ ^;
SoftBank 4Gの利用料金は以下の金額になる。
(1)4Gデータ通信基本料:525円/月
(2)4Gデータし放題フラット:5,985円/月
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合計:6,510円/月
キャンペーンとして、4/30までに契約すると、『4Gデータし放題フラット』の料金が4,980円になるキャンペーンを行う予定(キャンペーン期間の終了予定は未定)
4/30迄に契約した場合のキャンペーン料金をベースに計算すると、5,505円/月で利用が可能となる。
SoftBankのスマートフォン/タブレットで、パケット通信料をフラット型の契約をしているユーザ向けに、『スマホセット割』という名称で、SoftBank 4Gが3,880円/月(4Gデータ通信基本料は無料になる)で利用可能なセット割引も行う。
1回線目のスマートフォン/タブレットでパケット定額のフラット料金を支払っているユーザのみが対象になるという点で、docomoの『Xi2割』に非常に似ているセット割引で、Xiにも言えるんだけれど、ユーザとしては『二回線契約するよりは安くなる』ものの、パケット通信料そのものを下げる事が出来る訳では無いのが少々微妙なセット割引。
docomoのXiと同じように、SoftBank 4Gのデータ通信量も総量制限が行われる。制限の内容としては5GB/月迄で、5GB/月以降は2,625円/2GBでの追加購入または128kbpsでの通信継続と、閾値のみXiと異なるものの、基本的には同様の考え方。
通信量の総量規制自体は賛成ではあるけれど、7GB/月を基準に考えるとXiよりも通信料金が高くなってしまうのは、SoftBank 4Gが後発なだけにもう一息頑張って欲しかったところではある(^ ^;
SoftBank 4Gの契約期間は2年間で、契約期間中の解除料金は9,975円。
データ通信向けの料金プランでは、9,975円より高い解除料が設定されている事もあるので、解除料金自体は高い部類では無いものの、料金プランに契約期間が二年縛りの契約しかないのは少し残念。
⇒SoftBank 4Gは始まったばかりのサービスなのでエリアや速度など、実際に使ってみないと評価しにくい部分も多く、『実験的に契約して、使ってみたい』という場合に、解除料がネックになるので…(^ ^;
とりあえず、現段階で言うとSoftBank 4Gの対応端末はモバイルWi-Fiルータの1台のみで、今後対応機種がどんな感じで増えていくのか?という点次第かなと(^ ^;
⇒3月にも発売が噂されるiPad 3なり、次期iPhoneなりがSoftBank 4Gに対応したら、サービスとして本格的に意味があるように売って行くのかなぁ…。という印象で、今のところは契約の予定はなし。
iPad 3なりiPhone 5なり、新しいApple製品が発売されたタイミングで、本気で売るための施策を出してくるんじゃないかなーと。