ネットブック市場でのウィルコムとイー・モバイルについて

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インテルのAtomの投入を契機に、ASUS、MSI、デルなど各社から参入が相次いでいるネットブック。

いつかは買うぞ~。
と、このカテゴリで相次いで発売される新商品を眺めながら、この市場に対するウィルコムとイー・モバイルのアプローチについて考えてみた。

ウィルコムのアプローチ:
スマートフォン、W-ZERO3の供給元であるシャープと共同で、UMPCのWILLCOM D4を投入。

WILLCOM D4はネットブックと比べてさらに小型端末ではあるが、時を同じくして登場した各社のネットブックよりも高価格な値段設定であり、回線速度もW-SIMの4xが上限となるためそれほど早くはない。

WILLCOM D4は『限りなく小さなPC』として話題を集めたものの、一言で言えば商業的には失敗だったと思う。と言うのは時期尚早だろうか?

イー・モバイルのアプローチ:
EeePC(4G)の購入と同時にイー・モバイルを契約すると、EeePCが100円で買えるキャンペーンを実施し話題に。

EeePCだけでなく、各社が発売するネットブックとの同時契約でネットブックが割り引いて購入できるため、契約者数が順調に伸びている。このキャンペーンは特定の製品に依存するわけではないので、仮にEeePCが売れなくなってAspire oneが売れるようになったとしても、それはそれでイー・モバイルとしては問題無い。

独自の付加価値をつける事が難しい市場に参入し、EeePCやAspire oneと競合する市場に自社製品を投入したウィルコムよりも、あくまでもメーカーは各社に任せて通信事業者としての役割に徹したイー・モバイルの方が結果を残しているし、WILLCOM D4の競争力と各社から発売されるネットブックの勢いを見ていると、この状況がすぐに変わるとも思えない。

なんでWILLCOM D4をシャープではなくて『ウィルコム』から発売したのか?
という疑問が未だにスッキリしない中、ネットブックの盛り上がりを見て感じた事でした。