ソフトバンクの四半期決算発表の中で、Android端末向けのキャリア決済サービスに対応しているアプリが6,000種類である事が明らかにされている。
ソフトバンク決算は増収増益、中国市場強化で世界首位目指す – ケータイ Watch
孫氏が「勝利の方程式」として紹介したのがiPhoneだ。外部調査期間のデータを元に、新規契約の獲得にiPhoneが非常に貢献しているとした。孫氏は「我々もAndroidを取り扱っているが、今日現在、Androidアプリ20万のうち日本円で購入できるものは約6000種類、iPhoneアプリは日本円で買えるものが30万と圧倒的な差がある。顧客満足度調査でも98%が満足と回答するなど恐るべき商品だ」
iPhoneの方が日本円で買えるアプリの数が多いから云々。というのはここでは置いといて、Android Market登録アプリ20万のうち、キャリア課金が使えるアプリが6,000というのは興味深い数字。
Android向けアプリのキャリア課金は、docomoが『コンテンツ決済サービス』、auが『au one Market』向けの『auかんたん決済』を提供しているけれど、この二つは基本的にケータイ向け『公式サイト』と同じく、キャリア側の審査が通ったアプリのみ利用が可能なので、恐らくSBMの提供するキャリア決済サービスよりも対応アプリ数はかなり限られると思われる。
*従来の公式サイトに比べれば、よっぽど審査が緩いとかそういう話はひとまず置いておく。
SBMがAndroidマーケットキャリア課金をサポート | shimajiro@mobiler
というエントリにも書いたけれど、発表当初は『Android Marketに公開されているすべてのアプリで利用可能』というニュアンスからのトーンダウンはやや残念ではあるけれど、6,000種類サポートされていれば『必要十分』という考え方もできるし、そもそも日本円での価格設定がされていないアプリは、あんまり日本人に向けたサポートなどなどを考えられてはいない可能性もあるので、そういった点を含めて、キャリアが行うサービスとしてはバランスよい。という見方も出来そう>SBMのAndroid向け決済サービス