WM3600Rのハンドオーバー性能の試験として、高速道路移動中にWM3600RとURoad-8000を同時に電源ONにして、端末のアンテナピクトを目視でチェックしてみた。
■確認方法
日付:2012/2/11(土) AM
区間:新宿〜佐原(首都高速 ⇒ 東関東自動車道)
端末:WM3600R(ファームウェア 1.0.0)/URoad-8000(ファームウェア 1.3.9.1)
■WM3600RとURoad-8000のハンドオーバー性能をチェック
結論から言うと、今回確認した結果として、WM3600Rのハンドオーバー性能は高速移動時でも十分実用に耐える性能。
前作のWM3500Rと比較すると激的と言えるまでに改善されており、高速移動中でも実用的なモバイルWi-Fiルータと言える(^ ^)
前作のWM3500Rは高速移動中はWiMAX側の認証が終わらないままハンドオーバーが発生してしまうためか、結果的に高速移動中はまともに通信をする事ができず、連続稼働時間が長いながらも、モバイル用で言うと非常に惜しい製品だった事が残念だけれど、WM3600Rでは高速移動中でもWiMAXのエリア内であれば問題無く通信を利用する事が可能なのは、連続通信時間が長い事とあわせて、外出中でも快適なモバイルインターネットを利用する事が可能。
但し、同じくWiMAX対応のモバイルWi-Fiルータ『URoad-8000』と比べると、URoad-8000は電波を掴んでいる状態でも、WM3600Rは電波を掴んでおらず通信ができない状態だった事が、検証に1,2回ほど発生した点を付け加えておきたい。
■WM3600Rは通信不可で、URoad-8000は通信可能な状態
この点についてはWM3600Rのハンドオーバー性能が悪いというよりは、URoad-8000が優秀。という方が正しい気がしている。
WM3500Rを使っていた頃は、高速移動中のWiMAX利用に関してはかなりネガティブな印象を持っていたけれど、その後URoad-8000に乗り換えた際には、高速移動中でもWM3500Rからは考えられないぐらい快適に通信をする事ができたし、その後URoad-Homeを使ってみて新幹線での移動中でも電波が届く範囲であれば安定して通信する事ができたのにはかなり衝撃を受けた(^ ^;
スペック的にはなかなか表現がしにくい部分だけれど、無線機の基本機能として『繋がりやすい』というのは非常に重要な点で、基本性能である『高速移動時の繋がりやすさ』が改善されている点も含めて、WM3500Rとの比較ではWM3600Rは間違いなくオススメな一台。
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