LTE、WiMAX対応の最新モバイルWi-Fiルータ比較(2012年4月)

Xi、WiMAX、EMOBILE LTEのサービスについて、実際の端末代の販売価格やキャンペーン条件などなどを反映させた上での比較をまとめてみた。

今回選んだ端末は、それぞれのサービスで現時点の最新端末となっている以下の3台。

Xi:BF-01D
WiMAX:URoad-SS10
EMOBILE LTE:GL02P

■LTE、WiMAX対応のモバイルWi-Fiルータ比較

カテゴリ Xi WiMAX EMOBILE LTE
製品名など BF-01D URoad-SS10 GL02P
販売店 家電量販店、ドコモショップなど BIGLOBE WiMAX EMOBILE ONLINE STORE
端末製造または販売元 バッファロー シンセイコーポレーション AnyDATA
端末価格 0円 0円 38,400円
契約事務手数料 3,150円 2,835円 3,150円
利用可能な回線 Xi
FOMA
UQ WiMAX EMOBILE LTE
EMOBILE G4
回線費用 5,985円/月 3,591円/月 3,880円/月
ISP料金 mopera Uなど別途契約必要
525円/月
ベーシックコース
210円/月
不要
通信料金割引 月々サポート
840円/月
なし 月々割
1,600円/月
2年間
最低コスト
13,125円 16,690円 79,950円
2年間
最大コスト
126,510円
+従量で使った金額
102,050円 96,270円
契約期間 2年間。
『Xiデータプラン フラット にねん』契約時
『WiMAX Flat 年間パスポート』契約の場合、契約から1年間。 2年間。
『にねん + アシスト1,600』契約時
契約解除料 契約期間中の解約は9,975円の解除料発生。 契約から1年以内の解約:9,975円
契約から1年以降の解約:5,250円
契約期間中の解約は最大38,400円の解除料発生。
備考
(端末&回線費用関連)
端末価格は量販店での実売価格。
最低コストは契約直後に解約した場合を想定。

2012年4月までの料金上限はキャンペーンにより1,575円/月割引。5月~9月は1,050円/月割引

MNP契約で、2,100円/月(総額 50,400円)月々サポート額が増額するキャンペーンを5月末まで実施中。

2012年10月以降は 7GB/月を越える容量は2GB/2,625円で追加購入可能。

端末価格/回線費用はBIGLOBE WiMAXで年間パスポート契約時。

最低コストは契約直後に解約した場合。

解約後は別のWiMAX事業者と契約する事が可能。

最大12,000円がキャッシュバックされるキャンペーン実施中。

データ通信タイプ『LTEフラット』の契約を解除した場合、基本料金の500円/月 + 端末の割賦代1,600円 = 2,100円/月で維持する事が可能
対応通信方式/周波数
(WAN側)
LTE
2100MHz

W-CDMA
2100/800MHz

Wi-Fi
IEEE802.11a/b/g/n

WiMAX
2.5GHz帯
LTE
1800MHz

W-CDMA
1700/2100Mhz

SIMロック 解除可能。
(解除手数料は3,150円)
SIMカードなし
解約後は別のWiMAX事業者と契約可能。
解除状態で販売される
無線LAN方式 IEEE802.11b/g/n IEEE802.11b/g/n IEEE802.11b/g/n
同時最大接続数 12台 10台
(各SSID毎に5台ずつ)
10台
固定回線のAPとして利用
(クレードル必要)
× ×
下り最大速度 Xi:37.5Mbps(屋内の一部では75Mbps)
FOMA:14.4Mbps
40Mbps EMOBILE LTE:37.5Mbps(一部エリアは75Mbps)
EMOBILE G4:42Mbps
上り最大速度 Xi:12.5Mbps(屋内の一部では25Mbps)
FOMA:5.7Mbps
15.4Mbps EMOBILE LTE:12.5Mbps(一部エリアは 25Mbps)
EMOBILE G4:5.8Mbps
サイズ(縦、横、厚) 68mm
108mm
23mm
90mm
63mm
11.3mm
59mm
97mm
18mm
重量 約193g 約86g 約123g
連続通信時間 Xi:5.5時間
FOMA:4時間
9時間 LTE:9時間
3G:9時間

サービスごとのメリット/デメリットは以下。

  1. Xi
  2. 『Xiデータプランフラット にねん』の契約時、通常料金は5,985円(ISP料別途必要)と、通常料金は高いXiだけれど、各種のキャンペーンによって料金を下げる事も可能になっている。

    上記の計算には含んでいないけれど、Xiのデータ通信回線を値下げする方法として、以下のキャンペーンを利用する事で大幅に料金を下げる事が可能なので、手間をいとわない人は挑戦してみる価値あり。

    ・MNPによる月々サポートの増額 2,100円/月 (総額最大 50,400円)
    ・Xi2割による割引 2,000円/月(Wi-Fiルータでの利用時)
    関連エントリ:docomoのMNP出戻り契約&Xi2割の2セット目を契約してきた | shimajiro@mobiler

    Xiサービスでちょっと弱いなと思っているのが、連続通信時間が長い端末が発売されてないという点で、ここで紹介しているBF-01Dも、Xi初のモバイルWi-FiルータであるL-09Cも、Xiでの連続通信時間は4〜5時間前後とあまり長く無くて、他社のモバイルWi-Fiルータが9時間前後の連続通信時間になっているのと比べると『短い』と感じる事が多い。

    特に、同じLTEサービスを提供するEMOBILEが提供する端末は、連続通信時間が9時間になっているので、今後は『コンパクトかつ連続通信時間が長い』端末の実現に向けて頑張って欲しいところ。
    ※本当はBF-01Dにその期待をしていたのだけれど、BF-01Bから約2倍の重量になってしまった上、連続通信時間も長くは無いので…(^ ^;

  3. WiMAX
  4. Xi、EMOBILE LTEよりも早くサービスを開始したWiMAXの特徴は、

    ・契約期間が1年間と、2年が多い他社より短い
    ・月額料金が3,880円と安い
    ・通信量の制限が無く、自宅回線にも使える

    というあたりで、サービス開始当初は『建物内で電波を掴まない』という状態が非常に多かったけれど、開始当初に比べれば、かなり改善されてきている事を実感できる。

    ただ、どうしても各社の3Gサービスと比べれば建物内には弱いので、そのあたりの使い勝手を求めるのであれば、LTEだけでなくよりエリアの広い3Gにもつなげる事が可能なXiやEMOBILE LTEを契約する方が無難。

    都内では地下鉄トンネル内のエリア化も一部始まっているので、今後は面的な意味のエリアに限らず、建物内や地下街などのエリア化にも期待。

  5. EMOBILE LTE
  6. EMOBILE LTEは4月に入って使い始めたばかりだけれど、

    ・LTEエリアが意外に広く、広がりも速い
    ・連続稼働時間が9時間と、Xi対応端末に比べて長い
    ・LTEエリアでなくても、HSPA+のエリアでも速度は速い

    というあたりで、案外完成度の高いサービスかも。と思っているのがEMOBILE LTE。

    ただし、現時点では端末の販売が割賦販売に限られていて、端末代が3万円台後半とモバイルWi-Fiルータとしては非常に高いのと、にねん + アシスト1,600の場合は、契約解除料が最大38,400円とこちらも非常に高いのはネックなので、このあたりは販売方法の改善に期待したいところ。