docomoの国際ローミングサービスで通信集中による輻輳が発生

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お盆休みの旅行シーズンの真っ只中に、docomoの国際ローミングサービスで通信集中による輻輳が発生している。

docomoのお知らせは以下より。
ドコモからのお知らせ : WORLD WING(国際ローミングサービス)がご利用しづらい状況について | お知らせ | NTTドコモ

2.影響範囲 
WORLD WINGを提供する国・地域(220の国と地域)
※現在、回復措置を行なっており、国・地域によっては回復しております。
 今後の通信状況を注視しながら、回復に向けて引き続き対応を実施してまいります。

3.状況
WORLD WINGがご利用しづらい状況(音声、パケット)
   
4.原因
国際ローミングの通信集中による輻輳

発生原因が『国際ローミングの通信集中による輻輳』という事が一番驚いたのだけれど、国際ローミングでも通信が集中する理由として考えられるのは、2010年9月に始まった海外パケ・ホーダイの提供と、スマートフォンの普及に伴って海外でも通信を利用するユーザが増えた事が理由と推測できる。

スマートフォンの利用者数と最も関連性の高いと思われるspモードの契約件数で言うと、2011年 ⇒ 2012年で約3倍になっている。

[spモード契約件数数]
2011年7月:約400万契約
2012年7月:約1,230万契約
ソース:契約数月次データ : 携帯電話等契約数 | 企業情報 | NTTドコモ

海外ローミングでの通信が集中した原因としては、

・海外パケット定額の浸透によるローミングでの携帯電話利用の浸透
・定額対象の国・地域では全ての事業者が定額対象に
・スマートフォンの普及による通信量の増大

の要素が考えられるけれど、どちらも基本的には今後しばらく減少に転じるとは思えないので、早急に何らかの対策をしないと、国際ローミングが頻繁に使われれるお盆や年末年始のトラフィックでトラブルを再発させる事になるんじゃないかという部分は、やや心配。

2011年の4月以降に発売開始となったdocomo端末は、docomoショップでSIMロック解除が可能になっているので、SIMロックを解除して現地でSIMカードを入手して使う。というのも、だいぶハードルが下がってきてはいるものの、現地でのSIMカードの入手&各種プランへの登録などなどは手間だし、SIMカードの開通に時間がかかる事もあったりして、何かと不確定な要素も多く、そのために貴重な時間を費やすのであれば、海外ローミングで利用するという選択肢も十分理解できるので、今後海外ローミングの利用者は増加する一方であると思うので、きっちりとした対策をお願いしたいところ。

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