UP By JAWBONE レビュー – ファーストインプレッション ハードウェアの完成度の高さと使いにくいさ

ライフログ型のリストバンド『UP by JAWBONE』を購入して5日間ぐらい使ったのでファーストインプレッション。

■購入したUP by JAWBONE
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こんな感じで使用中

・基本的に日常生活の中では『ずっと装着しっぱなし』で使用。
PCのキーボードを使う際には、手首に装着しているのが邪魔になるので外す程度で、入浴&就寝時も装着していた。

・『チーム』はリクエストされたら承認&割と見境無くリクエストで広げてみた(現在30人前後)

・食事記録は面倒なのでつけていない(Evernote Foodでとっているので)

良かったポイント

■日々の活動のログをカンタンに記録できるのは楽しい
UPを装着していれば、比較的カンタンに、歩数や睡眠のデータを記録することができるのは『自分の日常を知る』という意味では楽しい。

■『チーム』にメンバーを追加していくと案外楽しい
Blogでも告知しているように『とりあえずチームメンバーを増やそう』という意図で、チームメンバーを募集したところ、現在の時点でチームメンバーは30人程度になり、ある程度数が増えてくると『誰が何歩歩いた』などのデータが流れてくるのがそれなりに楽しく感じる。というのは新鮮だった。
※逆に言うと、知り合いと一緒に使い始めないと『チーム』機能の面白味は実感できいし『チーム』で使うことに対するインセンティブ(割引とか)があってもいいんじゃないかと思った。

■『運動すること』や『睡眠の質』と身体のパフォーマンスを意識するようになった
UPを装着して生活していると否が応でも運動量が記録されていくので、『運動すること』に対するモチベーションがあがり、意図的に歩く機会が増えたように思う。(もともと、歩くのは嫌いではないけれど…)

その他、睡眠の質や時間と、それに伴う身体のパフォーマンスを意識するようになったのは、UP装着による生活の改善に対する意識が強くなった印象と思う。

イマイチなポイント

■専用アプリの完成度がイマイチ
『どこが使いにくい?』と言われると『全体的に』と答えたくなるような使い勝手にモヤモヤしているのだけれど、UPのデータ同期、参照用のアプリケーションの完成度はイマイチで、使いにくい&楽しみにくいものになっていると感じている。

ハードウェアとしてのUPについては、ずっと装着してもストレスが少ない、防水性能などの点で完成度が高いと思っている一方で、アプリケーションは、操作フローが解りにくかったり、各項目の意味や説明が解りにくいと思っているので、アプリケーションについては特に改善の余地が大きく残っているように思う。
※米国で開発されたソフトウェアなので、日本語がおかしくて使いにくいとか、日本人にとって使いにくい。というよりは『誰にとっても使いやすくはない』類いのものと思う…。

■『睡眠モード』にするのが手間なのと忘れがち
基本的に24時間、UPを装着した状態で生活してみたけれど、どうしても『睡眠モード』に切り替えるのを忘れてしまう。

というのも、自分の場合は『寝よう』と思って寝ていることは少なくて、床についてあれこれ考えたり本を読んだり、スマートフォンをいじりながら寝ることが多いので『寝よう』と決めて寝ることがあまりなく、必然的に『UPを睡眠モードにする』という操作を忘れてしまう。

『寝る』タイミングではなく床につくタイミングで『睡眠モード』にしてしまうというのが有効な手段のような気はするけれど、このあたりは皆さんどうしてるんでしょう?

■UPのアラームで起きられない(目は覚めるけど覚醒しない)
UPには目覚まし機能がついており、指定した時間の前30分以内に浅い眠りの状態でバイブレーションが動作して、目覚ましとして動作する。

『指定の時間』ではなく『浅い眠りの状態で起きる』というのは、人間の体から考えるとより効率が良い起床方法と思うのだけれど、時間を基準に活動時間を定めていると『指定した時間の前に起きる』というのが何となく性に合わなく、指定したアラームの時間の前に起きると『もう少し寝よう』と思って、結果的に普段より起床時間が遅くなることが何度かあった(^ ^;

というわけで、個人的にはUPの目覚まし機能で一時的に目を覚ますことはできても、覚醒して活動に至るまで目覚めることが難しく、個人的にはこの機能はあまりフィットしていない。
※自分の場合は体調やリズムそのものよりも『時間』によって活動する内容やタイミングを決めている。ということなのかも。

■キャップの部分を無くしそう(既に1時間ぐらい机の上で行方不明になったことがある)
UPは本体のキャップを外してiPhoneやAndroidスマートフォンのイヤフォンジャックに差し込むことで、データを同期するけれど、この時必ず本体のキャップ部分を外して、スマートフォンのイヤフォンジャックに差し込む必要がある。

で、問題になるのがこのキャップをついつい無くしてしまうということ。

今のところ完全に紛失はしていないものの、UPを装着したあと1時間ぐらい机の上で迷子になっていた。ということはあるので、ウッカリしているといつか紛失してしまいそう予感がしている(^ ^;

UPのキャップ部分はオプションとして公式のストアで300円/1個で販売されているので、無くしてもそれほど金銭的には負担は大きくは無いけれど、

■イヤフォンジャックに挿して接続が意外に手間&UPとスマートフォンを挿した状態が何となくカッコ悪い

UPに保存されたデータをiPhoneやAndroid端末に送信する場合、必ずイヤフォンジャックにUPを挿してデータを同期する必要があり、この作業が地味に面倒なのと、イヤフォンジャックにUPを挿した状態が何となくカッコ悪いように思う。(製品そのものはクオリティが高いのに、スマートフォンに挿すと残念な印象)

以前、iモード端末のF-01AやF-09Cを使っていた頃は、端末に内蔵されていた歩数計アプリから、前日までの歩数をメール送信する機能があったので、送り先をTwitterアカウントに投稿用のメールアドレス指定して、自動的に毎日の歩数がTwitterに投稿されるように設定して楽しんでいたけれど、同様の機能はUP単体では実現ができず、必ずスマートフォンとデータを同期して、(情報を公開する場合)TwitterやFacebookに連携する必要がある。

この機能が実現できていたのは、通信機能を持つ『ケータイ』だからこそで、同じことをUPにおこなって貰おうとした場合は、毎日スマートフォンと接続してインターネット通信が可能な状態にして、歩数などのデータを手動で投稿する必要ががあり、iモードケータイで実現していた『投稿の全自動化』と比べると、少々手間が発生する。

『UPをイヤフォンジャックに挿す』という行動が習慣化されてしまえばラクかもしれないのだけれど、個人的にはJawboneが『BluetoothスピーカーJAMBOXの会社』というイメージもあり、UPもBluetoothで定期的にデータが同期できればラクなのに…と思わざるを得ない。

ただ、Bluetoothを搭載した場合、バッテリの消費量の増大や製品の製造コストなど、様々な問題をクリアする必要があり、現在のイヤフォンジャックに接続。という仕様に落ち着いたものということは予想できるけど…。

まとめ

そんなわけで、製品カテゴリーとしては非常に面白いし、個人的にも期待しているし、UPのハードウェアそのものはクオリティが高いと思うけれど、そのハードウェアに蓄積されたデータを利用&活用するための環境が整っていないというか、『おもてなし』が足りないというか、なんとなく使い勝手がイマイチ。というように思っているのが、UP by JAWBONEのファーストインプレッション。

少々ネガティブな要素が多いレビューになってしまったのは、UPのメリットについては他の方々が紹介してくれることを信じているので、自分としては『ここがイマイチ』(今後改善して欲しいという願いを込めて)という点を中心にエントリにした次第で、決して『買って後悔した』というわけではないことを、念のため最後に付け加えてファーストインプレッションの結びとさせて頂く。

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コメント

  1. […] 善されていくといいなぁ…と思って期待しているところ。 関連エントリ:UP By JAWBONE レビュー – ファーストインプレッション ハードウェアの完成度の高さと使いにくいさ | shimajiro@mobiler […]