日本国内線のLCC就航により国内移動が急増した

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2012年にLCC3社が国内線に就航してから、LCC利用による国内移動が急増している。

■2012年に日本初の本格的LCCとして就航した『Peach』
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就航記念セールや、ジェットスターが頻繁に行っている『片道100円』などの、座席数や期間限定のバーゲンセール価格での利用以外にも、通常料金(約5,000円〜/片道)で利用する機会も増えてきており、個人的にはLCCが『日常の交通手段』としてかなり根付いてきた印象がある。

最近驚いたのは、搭乗の数日前に航空券を予約した場合でも、大手航空会社と比べてかなり安い価格で航空券を購入することが可能。
という点で、先週の大阪(関空) ⇒ 福岡 ⇒ 成田の移動は、搭乗日の前日での予約にも関わらず、航空券代をかなり抑えて移動することができたのは、LCCの国内線利用での新しい発見だった。
関連エントリ:LCC各社の直前予約価格を比較:ジェットスター&エアアジアが割安だった | shimajiro@mobiler

国内線にLCCが就航する前は、自分自身がそれほど利用する機会が増えるとは思っていなかったけれど、繁忙期でなければ、搭乗日の直前でも格安で移動することができるようになり、仕事・旅行などの目的を問わず、移動するためのコストが従来と比べて劇的に下がったことで、国内線のLCC利用回数は予想に反してかなり増えるようになった。

『移動好き』であり『旅行好き』である自分以外にも、知人・友人が気軽に国内線のLCCを利用して移動することが増えていて、毎週誰かしらがどこかへ移動しているようになったのは、明らかにLCC就航による移動コストの低下の恩恵で、移動のためのコストが下がった結果、人が活発に移動するようになっている。

LCCの利用客に関して言うと、国内線にLCCが就航したての頃と比べて、国内線のLCCの客層が年齢の若い旅行者だけでなく、就職活動中の学生や、小さな子どもの居る家族連れ、高齢者などにも広がってきていて、様々な客層にLCCの利用が拡大したように思う。

と、そんなことを書いていたら、LCCが日本国内線に就航する前に、高城剛さんの『70円で飛行機に乗る方法』という本を読んだことを思い出した。

70円で飛行機に乗る方法 マイルを使わずとも超格安で旅行はできる  (宝島社新書) 70円で飛行機に乗る方法 マイルを使わずとも超格安で旅行はできる (宝島社新書)
高城 剛

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この本は2008年6月に出版されたため、この時点では日本の国内線にはLCCが就航しておらず、首都圏でLCCが身近になったのは、2010年12月のエアアジアXの羽田 ⇔ クアラルンプールの就航が契機だったと思う。

この本を読んでいたころは『そんな時代が日本にも来たらいいなぁ』と淡い期待を抱くに留まっていたけれど、国内線にLCCが就航してから『70円で飛行機に乗る』ことは、ジェットスターが行っている『100円/片道』のようなキャンペーンで可能になり、日本にもLCCの波が到来したことを実感。

キャンペーンでの激安料金以外でも、従来と比べて移動のためのコストが大きく下がっており、通常運賃でも普段使いできる交通手段として、非常に助けられており、結果として国内の都市の移動回数が増えている。

LCCはそのビジネスモデル上、大手航空会社と比較するとどうしても遅延率が高い&欠航率が高い。というデメリットがあることは否めないけれど、それらを踏まえた上で移動手段として『格安で移動できる』手段が増えたのは純粋に嬉しいし、国内でももっと多くの都市に就航することで、国内移動のコストが下がり、人の移動が活性化していくことに期待したいなと(^ ^)

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