Amazonで買えるSIMフリーのモバイルWi-Fiルータまとめ

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夏休み中に海外旅行に行く方も多くいると思うので、Amazonで買えるSIMフリーのモバイルWi-Fiルータのまとめ。

  1. L-03E:3Gの連続通信時間が13時間の長時間動作
  2. 国内向けに販売されているSIMフリー(またはSIMフリーになる)のモバイルWi-Fiルータとして、個人的に最もオススメなのは、ドコモから販売されているL-03E。
    ※販売時点ではSIMロックされているので、SIMロック解除の手続が必要になる。

    L-03Eがオススメの理由としては、

    ・3G接続時の連続通信時間が13時間と長時間
    ・海外のGSMエリアでも使える
    ・スマートフォンへの充電にも対応
    ・バッテリ交換可能
    ・公衆無線LAN接続でホテルWi-Fiにも接続可能(セキュリティ設定によっては)

    といった当たりで、特に(1)の連続通信時間が長い。

    という点は心強く、海外で丸1日使っていてもバッテリー切れに困ることがほとんど無く、モバイルWi-Fiルータにありがちな『モバイルバッテリーが手放せない』ということは無い。

    L-03Eは、ドコモのモバイルWi-Fiルータとしては初めて、GSMにも対応したモデルになっているので、GSMしか電波が入らないエリアや、3Gが弱いエリアでもGSMで接続することが出来るのは、利用するエリアによっては安心。

    冒頭にも書いたけれど、ドコモのモバイルWi-Fiルータは販売時点ではSIMロックが解除されておらず、ドコモショップ店頭にてSIMロック解除の手続を行う必要があり、SIMロック解除手数料(3,150円)と1週間前後の時間が必要になる点は注意が必要。

    ドコモの販売するモバイルWi-Fiルータでは、L-03EやHW-02EがGSMにも対応するなど海外対応が強化されているので、SIMロック解除も店頭でできれば、空港でSIMロック解除 ⇒ そのまま海外で利用。

    というような使い方ができるんだけどなぁ…。

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  3. b-mobile4G WiFi3
  4. b-mobile4G WiFi3は、日本通信の販売するSIMフリーのWi-Fiルータ。

    発売開始時のゴタゴタや『本来あり得ない理由で』というフレーズが先走りしてしまったけれど、製品としてはb-mobile4G WiFi2よりも連続通信時間が延長されており、販売価格も安くなっているというのは、素直に嬉しいことではあると思う。

    b-mobile4G WiFi3『販売時点からSIMフリー』ではありながらも、『海外で利用する』という点で考えると、スマートフォン向けの設定画面などが無く、スマートフォンからの設定変更などが行いにくいのと、GSMには非対応となっているので、渡航先によっては注意が必要。

    国内向けに販売されている端末としては、L-03Eよりも販売価格が約4,000円前後高くなっている。L-03EではSIMロック解除に手数料3,150円が必要になる点を考慮すると、金額差がほぼ無くなるけれど、連続通信時間が長い/GSMに対応している/公衆無線LAN接続対応などの点で、スペック的にはL-03Eが優位。

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  5. AWR-100TK:価格重視の方向け
  6. 『10,000円を切るSIMフリーのモバイルWi-Fiルータ』として販売開始されたAWR-100TKの販売価格は8,000円前後まで値下がりしており、日本向けに販売されている端末で安価な端末が欲しい!という方向け。

    価格なりということで、LTEには非対応となっているけれど、W-CDMAの800MHz/1,700MHz/2,100MHzのほか、GSMやクアッドバンド対応しているので、(LTE以外で)対応している周波数だけ見れば前述のb-mobile4G WiFi3よりも幅広い。

    販売価格が10,000円を下回っているけれど、AWR-100TKは日本向けの製品なので、取扱い説明書が日本語で書かれているなどの点は安心できる。

    実際に使ってみたことは無いので、何とも言えない部分はあるけれど、スペック上の連続通信時間となっている4時間は、昨今のモバイルWi-Fiルータとしてはかなり短い部類なので、別途モバイルバッテリーを用意しておいた方がベター。

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  7. Huawei:E589(海外端末)
  8. 販売価格は20,000円前後と他の端末と比べると高いけれど、LTEにも対応したモバイルWi-Fiルータで、個人的にも海外で利用する機会の多いモバイルWi-Fiルータ、E589。

    日本国内ではEMOBILE LTE対応の『GL01P』として販売されている端末の海外版で、LTEの対応バンドが5バンド(Band 1/Band 3/Band 7/Band 8/Band 20)と広く、GSMもクアッドバンド対応となっているので、LTEを含めて利用可能エリアが広いのがお気に入りの理由。
    ※但し、海外のLTEはまだプリペイドで利用できない国も多い。

    端末に搭載されているディスプレイ上に通信量が表示されるので、海外のプリペイドSIMなどで利用した際に、データ通信量を確認することができるのも便利。

    Amazonではなぜか連続通信時間が6時間となっているけれど、スペック上の連続通信時間は10時間となっており、連続通信時間の面でも特に不満を感じることは少ない。

    ルータの管理画面は日本語化されていないので、英語表示になるけれど、モバイルWi-Fiルータに慣れていれば特に迷うような内容は無い。(設定内容も特に複雑ということは無い)

    実際に使ってみて困るのは、SIMカードが異常に抜き差しし難い。という点で、microSIMにいわゆる『SIMゲタ』を履かせた状態での利用は、SIMカードが取り出しにくくなったりSIMスロットを破壊するリスクがあるのでオススメできない。
    ※E589はノーマルサイズのSIMを使用する。

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  9. Huawei E586:SIMフリーで格安のモバイルWi-Fiルータ
  10. Huawei製の10,000円を切るSIMフリーのモバイルWi-Fiルータ。

    LTEには非対応だけれど、HSPA+の下り最大21.6Mbpsに対応しているので、対応エリア内ではそこそこの通信速度が期待できそうだけれど、連続通信時間は4.5時間(スペック値)と、少々寂しくなっているので、モバイルWi-Fiルータ単体ではバッテリ持ちが厳しそう。

    E589と比べて10,000円近く安くなっているので、LTE非対応かつ海外製のモバイルWi-Fiルータでもokという方はこの辺の端末を選ぶのもアリ。

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    一昔前は、国内で販売されていてSIMフリーで使えるモバイルWi-Fiルータと言えば、EMOBILEのPocket WiFiシリーズの製品しか無かった(それはそれでありがたかった)けれど、その後ドコモの端末がSIMロック解除可能になったり、日本通信からWi-Fiルータが発売されたりと、選択肢が増えてきたのは嬉しいなと。