日本通信、競合他社のプランと同価格で利用可能容量を増やしたプランを発表/BIGLOBE LTEには対抗せず

MVNOとしてサービスを展開する日本通信は、競合他社のプランと同価格・同条件でありながら、利用可能容量を他社のプランよりも少し増やしたプランの提供を、2014年1月1日より提供開始することを発表した。

日本通信の新料金プランは『月額定額プラン I』と『月額定額プラン N』で、その名の通りIIJとNTTコミュニケーションズ(OCN)のプランと同価格・同条件で通信可能な容量を増やしたプランを提供する。

日本通信、市場育成時代から切磋琢磨時代へ 価格を合わせ、より高サービスを提供開始

「主要2社の980円SIM(980円前後のSIM)と内容で優位に立つサービス、「月額定額プラン I」及び「月額定額プラン N」を新年1月1日(水)より提供開始いたします。

新しく提供されるプランの概要は以下。

■『月額定額プラン I』
月額料金:945円/月
高速データ通信:600MB/月
制限後の通信速度:200kbps
※IIJの945円/月プランでは高速データ通信が500Mb/月まで

■『月額定額プラン N』
月額料金:980円/月
高速データ通信:40MB/日
制限後の通信速度:200kbps
※OCNの980円/月プランでは高速データ通信が30MB/日まで

日本通信の提供する料金プランそのものは、他社サービスと同じ料金・同じ条件で通信容量が増加しているため、表面的には日本通信のサービスが優れているように見えるものの、実際の通信速度については各社同じ。ということでは無いので、実際には日本通信よりも他社の方が通信速度が速い。ということがあり得る点には注意(当然、逆のケースも考えられるけれど。)

低価格なサービスとしては、『1,000円/月以下で低速ながらも通信できる』サービスが主流だった、MVNOのデータ通信サービスは、2013年に入ってから『1,000円/月以下で容量は限定されているものの、高速通信も一定容量まで利用可能』なサービスが各社より提供されており、更にSMSに対応したオプションや、SIMカードを複数発行可能なオプションが各社より提供されるなど、競争によってMVNO各社がサービス内容を競い合う環境が生まれている。

個人向けのMVNOのデータ通信サービスでは、日本通信が他社に先駆けて先行していたものの、2012年後半ぐらいからは、IIJやOCNなどのMVNO各社が積極的に新プランやサービス内容を改善している中、日本通信はユーザとしてメリットの大きな新プランの提供などは特に動きが無い一方で、SIMフリー時代を宣言するなど、ユーザとしては何が目的なのか、イマイチ理解することが難しいプレスリリースを配信するなど、迷走とも言える状態に突入しているような気もする。

今回発表された新プランについても、他社の料金プランをプレスリリース中に出して比較しているなど、かなり露骨に他社プランよりも優れたプランであることをアピールしているけれど、一方で日本通信のプランでは、SMS対応オプションについては提供されない点などを含めると、必ずしも日本通信のプランが最適。という結論にはならない点にはご注意を。

日本通信の『月額定額プラン』のサービス紹介は以下URLにて。
利用スタイルに合わせて選べる データ専用SIMサービスの決定版 プランI プランN | b-mobile