LCCの国際線に搭乗しなかった場合の返金対応などまとめ

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LCCの国際線航空券を購入後に、都合が悪くなったなど何らかの事情によって搭乗しなかった場合の返金対応などのまとめ。

  1. ジェットスター:燃油サーチャージ&空港使用料は返金対応が可能
  2. ジェットスターの国際線は、航空運賃以外に支払う燃油サーチャージ&空港使用料については返金対応が可能になっており、実際にセールで購入した国際線航空券などを何度か返金してもらった経験がある。
    2012年10月に規約の変更があり、燃油サーチャージについては返金されないように変更となっていた。

    LCCの国際線航空券は、特にセール時に航空運賃が安くなっても、燃油サーチャージや空港使用料が割高で、トータルの支払金額がそれほど安く無い。というケースがあるけれど、国際線航空券を購入後に返金する。という視点で考えると、燃油サーチャージ&空港使用料の高さはネックにならない。

    特に、ジェットスターはオーストラリア線に就航しているため、日本に就航している他のLCCと比べて燃油サーチャージなどが割高になることがあるので『搭乗しなかった場合は燃油サーチャージなどが返金可能』という点は覚えておいた方がベター。

    ■ジェットスター:成田 ⇒ メルボルン線の航空券価格詳細
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    航空運賃については返金不可となるため、

    航空運賃:29,000円 (返金不可)
    燃油など:19,420円 (返金可能)

    となる。

    ジェットスターの返金リクエストは、以下の問い合わせ窓口より。
    カスタマーサービス

  3. バニラ・エア:空港使用料の返金が可能
  4. バニラ・エアは空港使用料のみ返金が可能。返金にかかる手数料はインターネットから返金の申請を行えば無料。返金は航空券に記載された搭乗日から30日以内の手続きが必要となる。

    バニラ・エアの国際線航空券の返金については以下に記載されている。

    キャンセル(払い戻し)|サービス紹介 | 【公式】バニラエア (Vanilla Air) – 国内 海外 格安航空券 LCC 飛行機の検索・予約

    シンプルバニラ・わくわくバニラ運賃の場合、国際線の場合は旅客施設使用料の払い戻しが可能です。払い戻しは航空券に記載された搭乗日から30日以内にお手続きください。旅客施設使用料の払い戻しには手数料はかかりません(ただし、予約センター・空港カウンターでお手続きの場合はサービス利用料がかかります)。

    バニラ・エアの航空券は、航空運賃と燃油サーチャージがわかれていないため、ジェットスターのように燃油サーチャージの返金は行われない点は注意。とは言え、例えば成田 ⇔ 台湾(台北)の場合は往復で約4,000円の空港使用料を支払っているため、返金可能額は地味に大きいかなと思う。

    ■バニラ・エア 成田 ⇔ 台北便の価格詳細
    バニラ エア 成田 〜 台北
    往復合計で約4,000円の空港使用料が発生

  5. エアアジアX:空港使用料の返金が可能
  6. 東京(羽田)、大阪(関空)、名古屋(中部) 〜 クアラルンプールなどに就航しているエアアジアXの便を予約し搭乗しなかった場合は、空港使用料の返金が可能。返金の申請はメール(日本語)にて可能。バニラ・エアと同じく、燃油サーチャージについては返金がされない。

    エアアジアXの空港使用料の返金方法については以下エントリにて。
    エアアジアの空港税などの返金方法 | shimajiro@mobiler

  7. セブ・パシフィック航空:セール運賃では一切の返金が不可
  8. LCCでも多くの場合は空港使用料について返金が可能となっている一方で、フィリピンLCCのセブ・パシフィック航空は、プロモーション運賃で航空券を購入した場合、燃油サーチャージや諸税を含めて、一切の返金不可となっていることが、運賃規則に明記されている。

    セブ・パシフィック航空の運賃規則については以下。

    Cebu Pacific Air – Why everyone flies

    5.7 Promo Fares and Lite Fares

    Promo Fares and Lite Fares with promo code discounts and the applicable fees, taxes and surcharges are non-transferable, non- reroutable, non-refundable and may not be stored in a Travel Fund but may be rebookable (except to another promo seat after the sale period).

なお、ここで紹介している何れの航空会社でも、航空運賃に関しては返金がされない(変更などは別途手数料を支払って対応可能な場合あり)ので、航空運賃については原則払い戻しは不可。と覚えておいた方が良さそう。

そんなわけで、LCCのセールなどで国際線の航空券を購入したけれど、何らかの事情で搭乗しなかった。という場合には念のために返金可能な金額などなどを調べておくことをオススメ。